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新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

カテゴリー「アカバナ科」の記事一覧

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オエノテラ・フルティコサ



オエノテラ・フルティコサはアカバナ科マツヨイグサ属の多年草である。
属名の読み方は「エノテラ」や「オエノセラ」とするものもある。
原産地は北アメリカである。
園芸店では月見草(ツキミソウ)の名で出回っているが、もちろん本来の月見草(ツキミソウ)とは異なる。
オエノテラ・フルティコサは黄花が美しい昼咲きの品種である。
草丈は30~60センチくらいである。
茎は直立する。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5~8月である。
花径3~5センチくらいの黄色い4弁花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名は木立待宵草(キダチマツヨイグサ)である。
属名の Oenothera はギリシャ語の「oinos(酒)+ther(野獣)」からきている。根にブドウ酒のような香気があり、野獣が好むということから名づけられた。
種小名の fruticosa は「低木状の」という意味である。
写真は7月に軽井沢町植物園で撮った。
学名:Oenothera fruticosa


★満月の明かり思わす美しさ
 黄花が映えるオエノテラ咲き




植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


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ミズーリ待宵草(ミズーリマツヨイグサ)

ミズーリ待宵草(ミズーリマツヨイグサ)

ミズーリ待宵草(ミズーリマツヨイグサ)はアカバナ科マツヨイグサ属の多年草である。
原産地は北アメリカである。
学名のオエノテラ・ミズーリエンシスで表示するものもある。
草丈は30センチくらいである。
開花時期は5~7月くらいである。
草丈の割に花は大きい。
黄色い4弁花で、夕方に花を開く。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Oenothera はギリシャ語の「oinos(酒)+ther(野獣)」からきている。根にブドウ酒のような香気があり、野獣が好むということから名づけられた。
種小名の missouriensis は「(アメリカ合衆国の)ミズーリの」という意味である。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
種子交換でドイツのゲーテ植物園から入手したという。
学名:Oenothera missouriensis


★夕方に開く花だと聞いたけど
 上手く撮れたよミズーリ育ち


ミズーリ待宵草(ミズーリマツヨイグサ)

植物図鑑
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大待宵草(オオマツヨイグサ)

大待宵草(オオマツヨイグサ)

大待宵草(オオマツヨイグサ)はアカバナ科マツヨイグサ属の越年草である。
原産地は北アメリカである。
ヨーロッパでグランディフローラ種(Oenothera grandiflora)とエラタ種(Oenothera elata)をもとに作り出された園芸品種である。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
園芸用に栽培していたものが逸出し、北海道から沖縄にかけて野生化している。
ただし、近年はその後に渡来した近縁種の雌待宵草(メマツヨイグサ)に押されて減少している。
草丈は50~150センチくらいである。
茎は直立をし、毛がたくさん生えている。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の裏面の葉脈上には毛が生える。
開花時期は7~9月くらいである。
花は夕方に開き朝にはしぼむ黄色い一日花である。
花径は大きく、6~8センチくらいある。
花弁はハート形で4枚ある。
花の真ん中には柱頭が4つに裂けた長い雌しべがあり、その周りに8本の雄しべがある。
雌待宵草(メマツヨイグサ)のほうは花径が2~3センチと小さい。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Oenothera はギリシャ語の「oinos(酒)+ther(野獣)」からきている。根にブドウ酒のような香気があり、野獣が好むということから名づけられた。
種小名の erythrosepala は「赤い萼片の」という意味である。
写真は9月に北大植物園で撮った。
学名:Oenothera erythrosepala


★恋模様そっと見つめて待宵草
 つく溜息に月も微笑み


大待宵草(オオマツヨイグサ)

植物図鑑
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岩赤花(イワアカバナ)

岩赤花(イワアカバナ)

岩赤花(イワアカバナ)はアカバナ科アカバナ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山地の湿った場所に生える。
海外では、サハリン、朝鮮半島、中国東北部などにも分布する。
草丈は20~60センチくらいである。
葉は楕円形ないし披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
茎には全体に毛が生えている。
毛が曲がって伸びているのが特徴である。
開花時期は7~8月である。
茎の上部に花径1センチくらいの白い4弁花をつける。
日なたに生えるものは淡い紅色を帯びる。
花弁の先は浅く2つに裂けている。
雌しべの子房は細長くて花柄のように見える。
また、雌しべの柱頭は球状に膨らんでいるのが特徴である。
近縁種の赤花(アカバナ)の場合は棍棒状となる。
花の後にできる実は細長いさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。種子に冠毛がある。
属名の Epilobium はギリシャ語の「on(スミレ)+epi(上)+lobon(莢)」に由来する。スミレ色の花が長い子房の先に着くことを表したものである。
種小名の cephalostigma は「頭状の柱頭」という意味である。
写真は8月に伊吹山で撮った。
学名:Epilobium cephalostigma


★花の色白っぽいなと思ったら
 調べてみればここも違うと


岩赤花(イワアカバナ)

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