忍者ブログ

新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

カテゴリー「サボテン科」の記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

マミラリア・スキエデアナ



マミラリア・スキエデアナはサボテン科マミラリア属の多年草である。
マミラリア属はサボテン科の中でも大きな属で、171の種と変種が知られている。
アメリカ合衆国からコロンビアなどにかけて分布する多肉植物で、疣サボテンの仲間である。
本種の原産地はメキシコのイダルゴ州やケレタロ州で、標高1300~5000メートルの高地に生える。
流通名を明星(ミョウジョウ)という。
草丈は5センチくらいである。
やや黄色味を帯びた柔らかい細い棘で覆われている。
開花時期は秋から冬である。
花の色は白ないし淡い黄色で、頭頂部に花を咲かせるがあまり目立たない。
属名の Mammillaria はラテン語の「mammilla(乳首)」からきている。
種小名の schiedeana はドイツ人の医師で植物学者の「シーデ(Christian Julius Wilhelm Schiede, 1798-1836)さんの」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Mammillaria schiedeana

★繊細な姿に思わず目を細め
 よくよく見れば花も咲いてる




植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル







PR

セレニケレウス・メガランツス



セレニケレウス・メガランツスはサボテン科セレニケレウス属の多年草である。
蔓性の柱サボテンである。
近縁種には夜の女王(ヨルノジョウオウ)などがある。
本種はヒモサボテン属(ヒロケレウス属:Hylocereus)に分類されることもある。
原産地はペルーやボリビアである。
果実はドラゴンフルーツとして日本に紹介されているものの1つである。
ドラゴンフルーツは自生地ではピタヤと呼ばれ、英名はイエローピタヤ(yellow pitaya)という。
茎は三角柱状である。
茎の節から気根(空気中に伸びる根)が出て、岸壁や樹木をよじ登る。
草丈は3メートルくらいになる。
温度さえあれば周年開花をする。
白い花を夜開き、一晩で閉じる。
果実は手のひらくらいの楕円形である。
果皮は黄色く果肉は白い。
属名の Selenicereus はギリシャ神話の「Selene(セレネ:月の女神)」とラテン語の「cereus(ろうそく)」からきている。
種小名の megalanthus は「大きな花の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Selenicereus megalanthus

★味わいもまたよいけれど美しい
 花の姿は勝るものなし




植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル






アリオカルプス・レツスス



アリオカルプス・レツススはサボテン科アリオカルプス属の多年草である。
アメリカのテキサス州からメキシコにかけて分布する。
牡丹サボテンといわれるものの1つである。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 3.1, 2001)では軽度懸念(LC)に指定されている。
また、ワシントン条約附属書ではI類(商業目的の国際取引の全面禁止)として保護されている。
園芸名を岩牡丹(イワボタン)という。
草丈は3~12センチくらいである。
直径は10~25センチくらいである。
地中に大きな塊根があり、地面より上は半球状に盛り上がる。
葉は多肉質の三角形で、灰色ないし青緑色をしていて重なる。
葉の間には繊維状のものがある。
開花時期は10月くらいである。
花径4センチくらいの白ないしピンクの花を頂部につける。
属名の Ariocarpus はギリシャ語の「aria(Sorbus aria:ホワイトビーム)+karpos(果実)」からきている。
種小名の retusus は「(花弁の先が)ややくぼみのある形の」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Ariocarpus retusus

★大きくて迫力のある白い花
 頭につければ妃のごとく




植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル







葉団扇(ハウチワ)

葉団扇(ハウチワ)

葉団扇(ハウチワ)はサボテン科ブラジリオプンチア属の多肉植物である。
ブラジル、ペルー、ボリビアなどに分布する。
樹木状で、高さは20メートルに達する。
葉の形をした茎は平たく、長さ15センチくらいの団扇形となる。
棘は他のサボテンに比べて少ない。
開花時期は春である。
黄色い花を咲かせる。
属名の Brasiliopuntia は「brasili(ブラジルの)+opuntia(オプンティア属)」からきている。
種小名の brasiliensis は「ブラジルの」という意味である。
写真は11月に沖縄市の東南植物楽園で撮った。
学名:Brasiliopuntia brasiliensis


★そんなにも大きなサボテンあるんだね
 自然の中で眺めてみたい


葉団扇(ハウチワ)

植物図鑑
花図鑑






杢麒麟(モクキリン)

杢麒麟(モクキリン)

杢麒麟(モクキリン)はサボテン科モクキリン属(ペレスキア属)の蔓性落葉低木である。
学名のペレスキア・アクレアタで表示するものもある。
原産地は中南アメリカである。
コノハサボテンという初期のサボテンの仲間である。
他の樹木に巻きついて伸びる。
丈は10メートルに達するものもある。
葉は楕円形で、革質である。
開花時期は冬から春である。
花径4、5センチの白い花を数日だけつける。
果実は生食でき、葉は野菜とされる。
属名の Pereskia はフランス人の植物学者「ペーレスク(Nicolas-Claude Fabri de Peiresc)さん」の名からきている。
種小名の aculeata は「棘のある」という意味である。
写真は3月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Pereskia aculeata


★その姿原始的だが杢麒麟
 咲かせる花は白く清楚で


杢麒麟(モクキリン)

植物図鑑
花図鑑






カレンダー

02 2024/03 04
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

カウンター

楽  天

お買い物





AmazonStore
by amanatu



カテゴリー

最新TB

プロフィール

HN:
HP:
性別:
男性

QRコード

ブログ内検索

アーカイブ

アクセス解析





Copyright ©  -- 新・花の仲間調べ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / Powered by [PR]

 / 忍者ブログ