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新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

カテゴリー「ラン科」の記事一覧

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レナンセラ



レナンセラはラン科レナンテラ属の多年草の総称である。
レナンテラ属の原種は東南アジアなどに21種と2変種が分布する。(Catalogue of Life: 2017 Annual Checklist より)
また、栽培品種も作出されている。
レナンテラはラテン語風の読み方だが、園芸的には英語風に読んだレナンセラの名で流通する。
中型から大型の着生種で、硬い葉が互い違いに生える(互生)。
草丈は50センチから100センチくらいである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)で多肉質である。
開花時期は周年ないし不定期である。
花の色は赤や褐色である。
11月2日の誕生花である。
属名の Renanthera はギリシャ語の「renis(腎臓)+anther(葯)」からきている。
写真は10月につくば植物園で撮ったレナンテラ・ベラ(Renanthera bella)である。
学名:Renanthera
★原色の紅が鮮やかレナンテラ
 キナバル山に思いを馳せて


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バンダ



バンダはラン科ヒスイラン属(バンダ属)の多年草の総称である。
バンダ属は東南アジアを中心に78種と5変種2亜種が分布する着生種である。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)
また、多くの園芸品種も作出されている。
同属のバンダ・コエルレア(Vanda coerulea)に翡翠蘭(ヒスイラン)の和名があり、属名の和名はヒスイラン属という。
草丈は20センチから60センチくらいである。
東南アジアを中心に、インド、中国南部、オーストラリアなどの熱帯・亜熱帯地域に分布する。
日本へは明治時代に渡来した。
開花時期は品種によってさまざまだが、冬から春にかけてや夏から秋にかけて集中して咲くものが多い。
花の色は青色のほか白、桃色、黄色、紅紫色などのものがある。
花径は5センチから12センチくらいである。
披針形(笹の葉のような形)の葉のつけ根から花茎を伸ばす。
花言葉は「上品な美しさ」である。
10月21日の誕生花である。
属名の Vanda はサンスクリット語の「vandaka(まとわりつく)」からきている。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Vanda spp.

★珍しい青紫の蘭の花
 木に宿り咲くバンダを愛でて



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パフィオペディルム・チェンバレイニアヌム



パフィオペディルム・チェンバレイニアヌムはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
パフィオペディルム属は熱帯アジアを中心に80種くらい分布する地生種ないし半着生種である。
代表種のパフィオペディルム・インシグネ(Paphiopedilum insigne)を和名で常盤蘭(トキワラン)というので、属名の和名をトキワラン属という。
本種の原産地はインドネシアのスマトラ島である。
標高2000メートルくらいの地域に生育する地生種である。
種小名の読み方はラテン語風にするとカンベルライニアヌムとなるが、この読み方ではほとんど通用しない。
人名由来なのでチェンバレイニアナムないしチャンバーレイニアナムの読み方で流通している
草丈は30センチから50センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期はほぼ周年で、不規則に開花する。
花径は9センチから10センチくらいである。
背萼片は淡い黄緑色で、つけ根の部分は黒っぽい紫色をしている。
花弁は細く、水平にねじれる。
唇弁は桃紫色である。
花に香りはない。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の chamberlainianum はイギリス人の政治家でラン愛好家だった「チェンバレン(Joseph Chamberlain, 1836-1914)さんの」という意味である。
写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Paphiopedilum chamberlainianum

★渋いけど色彩豊かで面白い
 面目躍如のパフィオペディルム



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オンキデイウム・トアチクム


オンキデイウム・トアチクムはラン科スズメラン属(オンキディウム属)の常緑多年草である。
オンキディウム属は中南アメリカを中心に400種くらいが分布する着生種である。
園芸的には英語風の読み方の「オンシジウム」や「オンシジューム」で流通している。
同属のオンキディウム・バリコスム(Oncidium varicosum)に雀蘭(スズメラン)の和名があり、属名の和名はスズメラン属という。
本種の原産地も南アメリカで、エクアドルに分布する。
標高500メートルから1400メートルまでの低山の雲霧森に生える着生種である。
草丈は50センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は秋である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白ないし黄白色の花をたくさんつける。
花径は15ミリくらいで、褐色の斑点がある。
属名の Oncidium は、ギリシャ語の「onkidion(小さな突起)」からきている。小さな突起のある唇弁の形を表したものである。
種小名の toachicum はエクアドルの「トアチ川(Toachi)の」という意味である。
写真は2月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Oncidium toachicum

★めずらしい花に出合って大満足
 オンキディウムもいろいろあるね


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オンキディウム・スプレンディドム



オンキディウム・スプレンディドムはラン科スズメラン属(オンキディウム属)の常緑多年草である。
オンキディウム属は中南アメリカを中心に400種くらいが分布する着生種である。
園芸的には英語風の読み方の「オンシジウム」や「オンシジューム」で流通している。
同属のオンキディウム・バリコスム(Oncidium varicosum)に雀蘭(スズメラン)の和名があり、属名の和名はスズメラン属という。
本種の原産地は中央アメリカで、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグアに分布する。
標高850メートルまでの森に生える着生種である。
草丈は30センチから120センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で分厚い。
開花時期は春である。
長い花茎の先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、大きな唇弁のある黄褐色の花をつける。
花径は7センチくらいあり、褐色の斑点が入る。
唇弁は鮮やかな黄色である。
属名の Oncidium は、ギリシャ語の「onkidion(小さな突起)」からきている。小さな突起のある唇弁の形を表したものである。
種小名の splendidum は「素晴らしい」という意味である。
写真は2月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Oncidium splendidum

★大輪にほうとため息女王と
 呼びたいほどの威厳を見せて



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