忍者ブログ

新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

カテゴリー「アケビ科」の記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

郁子(ムベ)



郁子(ムベ)はアケビ科ムベ属の常緑蔓性低木である。
別名を常磐通草(トキワアケビ)とも言うが、このトキワは「常葉」に通ずる。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、山地に生える。
また、庭木ともする。
海外では、台湾、朝鮮半島、中国などにも分布する。
蔓は長さが5メートルくらいになる。
葉は3~7枚の小葉からなる手のひら状の複葉である。
葉の質は厚くて艶があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は4~5月である。
雌雄同株である。
葉の脇に短い総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、香りのよい緑白色の花を数個ずつつける。
花弁はなく、萼片が6枚である。
雌花のほうが少し大きい。
結実期は11月ころである。
長さ5~7センチくらいの卵円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)が赤紫色に熟する。
通草(アケビ)に似ているが果皮は裂けない。
果肉は甘く、食べられる。
また、茎や根は生薬で木通(もくつう)といい、強心剤や利尿薬として利用される。
和名の由来は、天智天皇の時代に苞蘂(おおむべ)の名で宮中に献上されたことからきているといわれる。
俳句では「郁子の花」が春の季語、「郁子の実」が秋の季語である。
属名の Stauntonia はイギリス人の医師で中国大使だった「スタウントン(G. L. Staunton, 1740-1801)さん」の名からきている。
写真は11月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
花の写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Stauntonia hexaphylla


★棚つくり郁子絡ませる家ありて
 じっと眺める秋の鎌倉




植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル










PR

カレンダー

02 2024/03 04
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

カウンター

楽  天

お買い物





AmazonStore
by amanatu



カテゴリー

最新TB

プロフィール

HN:
HP:
性別:
男性

QRコード

ブログ内検索

アーカイブ

アクセス解析





Copyright ©  -- 新・花の仲間調べ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / Powered by [PR]

 / 忍者ブログ