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新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

カテゴリー「クスノキ科」の記事一覧

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天台烏薬(テンダイウヤク)



天台烏薬(テンダイウヤク)はクスノキ科クロモジ属(リンデラ属)の常緑低木である。
リンデラ属はアジアの温帯や亜熱帯を中心に100種くらいが分布する。
日本にも黒文字(クロモジ)などが分布し、属名の和名をクロモジ属という。
本種の原産地は中国で、揚子江以南の各地に分布している。
日本へは江戸時代に薬用として渡来した。
現在では、逸出したものが東海地方以西で野生化している。
樹高は2メートルから3メートルである。
枝は細い。
葉は長さ5センチから8センチくらいの楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざがなく(全縁)、1センチくらいの柄がある。
葉の質は革質で薄く、表面には艶があって3本の主脈が目立つ。
葉の裏面は白みを帯びていて、白い毛が疎らに生える。
開花時期は3月から4月である。
雌雄異株である。
枝先の葉の脇に淡い黄色の花をたくさんつける。
花被片は6枚である。
花の後にできる実は直径1センチくらいの楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、秋に黒く熟する。
塊根を乾燥したものを生薬で烏薬(うやく)といい、リューマチ、神経性胃腸炎などに薬効がある。
「天台」の名は、天台山(中国浙江省天台県にある霊山)で産出されるものが一番効き目があるということからきている。
属名の Lindera はスウェーデンの医師で植物学者だった「ヨハン・リンデル(Johann Linder, 1676-1724)さん」の名からきている。
種小名の aggregata は「密集する」という意味である。
花の写真は3月に小石川植物園で撮った。
実の写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Lindera aggregata(syn. Lindera strychnifolia)

★その名から推し量れるよ薬用と
 天台烏薬地味に花つけ





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キナモムム・ロンゲパニクラツム



キナモムム・ロンゲパニクラツムはクスノキ科クスノキ属の常緑高木である。
属名の読み方は「シナモナム」とするものもある。
原産地は中国の四川省で、標高600~2000メートルの山地に生える。
中国名は「油樟」という。
枝や葉は油成分を含み、よい香りがする。
樹高は10メートルから20メートルくらいである。
樹皮は暗い褐色で、縦の割れ目がある。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は薄い革質で艶がある。
葉の表面は緑色、裏面は灰白色を帯びる。
開花時期は5月から6月である。
新しい枝の葉の脇から円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、小さな白い花をつける。
花の後にできる実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
属名の Cinnamomum はギリシャ語の「cinein(巻く)+amomos(申し分ない)」からきている。巻いた皮の形と香りを称えて名づけられた。
種小名の longepaniculatum は「長い円錐花序の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Cinnamonum longepaniculatum

★楠と違いはどこにあるのかな
 日本にない樹に興味津々




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肉桂(ニッケイ)



肉桂(ニッケイ)はクスノキ科クスノキ属の常緑高木である。
九州の徳之島から沖縄にかけて分布し、山地に生える。
海外では、インドシナ半島に分布する。
日本本土へは享保年間に中国経由で輸入された。
幹や根の皮を干したものを桂皮(けいひ)といい、薬用や香料として利用される。
ニッキ飴の名で知られる駄菓子も本種を用いたものである。
現在でも、暖地(和歌山県、高知県、熊本県、鹿児島県など)で少量だが栽培されている。
樹高は10~15メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
葉の表面は濃い緑色で艶があり、3脈が目立つ。
裏面は白っぽい。
開花時期は5~6月である。
葉の脇に淡い黄緑色をした目立たない花を疎らにつける。
花冠は筒状で、先が6つに裂ける。
花の後にできる実は楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、黒く熟する。
花言葉は「純潔」である。
属名の Cinnamomum はギリシャ語の「cinein(巻く)+amomos(申し分ない)」からきている。巻いた皮の形と香りを称えて名づけられた。
種小名の sieboldii はドイツ人で日本植物の研究者だった「シーボルト(Philipp Franz Balthasar von Siebold, 1796-1866)さんの」という意味である。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園撮った。
学名:Cinnamomum sieboldii

★沖縄に自生する樹も肉桂と
 判断されたが異論もあって




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藪肉桂(ヤブニッケイ)



藪肉桂(ヤブニッケイ)はクスノキ科クスノキ属の常緑高木である。
本州の宮城県から沖縄にかけて分布し、低地の林に生える。
海外では、台湾、中国の南部、済州島などにも分布する。
和名の由来は、肉桂(ニッケイ)の仲間で藪に生えるということからきている。
「藪」には役に立たないや劣るという意味もある。
「肉桂」は中国名を音読みしたものである。
別名を黒だも(クロダモ)という。
「たも」は漢字では木編に「佛」と書き、霊(たま)ないし撓む木の転訛したものと言われる。
白だも(シロダモ)や青だも(アオダモ)との対比でつけられた名である。
樹高は10~15メートルくらいである。
樹皮は平滑で暗い褐色をしている。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
葉の表面は濃い緑色で艶があり、3脈が目立つ。
裏面は白っぽい黄緑色である。
開花時期は6~7月である。
葉の脇に淡い黄緑色をした目立たない花を疎らにつける。
花冠は筒状で、先が6つに裂ける。
結実期は11~12月である。
花の後にできる実は楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、黒く熟する。
かつては種子から香油を採り、葉や樹皮は薬用にされた。
材は器具材や薪炭材として利用される。
属名の Cinnamomum はギリシャ語の「cinein(巻く)+amomos(申し分ない)」からきている。巻いた皮の形と香りを称えて名づけられた。
種小名の tenuifolium は「薄い葉の」という意味である。
写真は11月に那覇市の識名園で撮った。
学名:Cinnamomum tenuifolium


★厳ついが役に立つんだ葉も皮も
 藪肉桂はニッキの仲間




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リンデラ・ベンゾイン



リンデラ・ベンゾインはクスノキ科クロモジ属の落葉低木である。
アメリカ黒文字(アメリカクロモジ)、匂いベンゾン(ニオイベンゾン)とも呼ばれる。
原産地は北アメリカである。
カナダから合衆国にかけての東部に分布する。
樹高は2~4メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は3~4月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
雌雄異株である。
枝先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出して、小さな黄緑色の花をつける。
花被片は6枚である。
雄花序のほうが目立つ。
雌花の後につく実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、秋に赤く熟する。
葉は秋には黄葉する。
属名の Lindera はスウェーデンの植物学者「ヨハン・リンデル(Johann Linder)さん」の名からきている。
種小名の benzoin は「安息香、ニオイベンゾン」を意味する。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Lindera benzoin


★黒文字とよく似た花をつける木が
 新大陸にもあるを学んで




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