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新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

カテゴリー「タヌキモ科」の記事一覧

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ピングイクラ・アフロデイテ



ピングイクラ・アフロデイテはタヌキモ科ムシトリスミレ属の常緑多年草である。
属名の読み方は「ピンギキュラ」とするものもある。
本種はチェコで作出された交配種である。
交配親はアグナタ種(Pinguicula agnata)モクテズマエ種(Pinguicula moctezumae)で、いずれも原産地はメキシコである。
草丈は10~20センチくらいである。
葉は長い楕円形で、根際から生えてロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
葉は多肉質で、表面の細かな腺毛から粘液を出して虫を捕まえる。
開花時期はほぼ周年である。
直径3センチくらいの菫(スミレ)に似た濃いピンク色や藤色の花を咲かせる。
花は仲間の中では大輪である。
花冠は5つに裂けて唇形となる。
花のつけ根の部分には真っ直ぐな距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)がある。
萼片は5枚である。
属名の Pinguicula はラテン語の「pinguis(やや脂肪性の)」からきている。葉の面の脂肪光沢が強いためと思われる。
園芸品種名の Aphrodite はギリシャ神話に登場する「美の女神」で、ローマ神話でいうビーナスのことである。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Pinguicula 'Aphrodite'

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クリオネ耳掻き草(クリオネミミカキグサ)



クリオネ耳掻き草(クリオネミミカキグサ)はタヌキモ科タヌキモ属の多年草である。
中国の南西部(浙江省や江西省)に分布し、湿地に生える食虫植物である。
表記の名は流通名である。
花の様子がクリオネに似ることから名づけられた。
学名のウトリクラリア・ワルブルギーで表示するものもある。
草丈は5~20センチくらいである。
開花時期は春である。
温度が合えば周年開花をする。
花径は8ミリくらいで青く、下唇のつけ根に触角のような突起がある。
花茎のつけ根にある補虫嚢で小動物を捕まえる。
属名の Utricularia は「utriculus(小気胞)」からきている。小さい捕虫嚢のあるという意味。
種小名の warburgii はドイツの植物学者「ワールブルク(Otto Warburg, 1859-1938)さんの」という意味である。
写真は5月に日比谷公園の野草展(むさしの山草会)で撮った。
学名:Utricularia warburgii

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