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新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

カテゴリー「フウロソウ科」の記事一覧

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ピレネー風露(ピレネーフウロ)



ピレネー風露(ピレネーフウロ)はフウロソウ科フウロソウ属(ゲラニウム属)の多年草である。
フウロソウ属はユーラシア大陸や北アメリカ大陸などに450種くらいが分布する。
外国産のものや園芸品種などはゲラニウムの名称で呼ばれる。
ゼラニウムとする場合もあるが、この名称はテンジクアオイ属(Pelargonium)にも用いられるのでちょっと紛らわしいことになる。
本種の原産地はヨーロッパである。
地中海沿岸地方の山地に生える。
また、いくつかの園芸品種がある。
学名のゲラニウム・ピレナイクムで表示するものもある。
日本では園芸栽培をされるほか、逸出したものが北海道で野生化していることが確認されている。
北海道のブルーリストではBランク(北海道に定着している外来種)に選定されている。
草丈は20~70センチくらいである。
葉は円心形で手のひら状に7つから9つに切れ込み、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5~9月くらいである。
花径1~2センチの紅紫色をした小さな5弁花をたくさんつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Geranium はギリシャ語の「geranos(鶴)」からきている。長いくちばしのような果実を鶴のくちばしにたとえたものである。
種小名の pyrenaicum は「ピレネー山脈の」という意味である。
写真は6月に札幌市の百合が原公園で撮った。
園芸品種のビルウォーリス(Bill Wallis)である。
学名:Geranium pyrenaicum

★野生化をしている風露があるんだね
 気候がきっと合っているんだ



植物図鑑
花図鑑


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ナツメッグゼラニウム

ナツメッグゼラニウム

ナツメッグゼラニウム(nutmeg geranium)はフウロソウ科テンジクアオイ属の多年草である。
園芸植物で、ペニーロイヤルゼラニウム(Pelargonium exstipulatum)とアップルゼラニウム(Pelargonium x odoratissimum)の交雑種である。
特徴は茎や葉にナツメッグの香りがすることである。
ナツメッグというのはモルッカ諸島原産の甘美なスパイスのことで、ひき肉料理などに用いられる。
草丈は30~50センチくらいである。
葉は円心形で、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)があり、少し切れ込む。
開花時期は4~9月である。
花は白い5弁花で、上部の2枚の花弁に淡い紅紫色の斑が入る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Pelargonium はギリシャ語の「pelargos(コウノトリ)」からきている。実の形がコウノトリのくちばしに似ることから名づけられた。
種小名の fragrans は「芳しい香りのする」という意味である。
写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Pelargonium x fragrans


★どれどれと鼻寄せ香り楽しんで
 植えてみたいなこのゼラニウム


ナツメッグゼラニウム

植物図鑑
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ブルボンゼラニウム

ブルボンゼラニウム

ブルボンゼラニウムはフウロソウ科テンジクアオイ属の多年草である。
和名を匂天竺葵(ニオイテンジクアオイ)という原種の原産地は南アフリカのケープ地方である。
エッセンシャルオイルの原料となる。
そのため、原産地をはじめエジプト、レユニオン島、アルジェリア、モロッコ、フランスなど各地で品種改良が行われ栽培されている。
本種はフランスで改良されたバラの香りがするハーブである。
草丈は20~80センチくらいである。
葉は心臓形で、3つに深く裂け、裂片の先が更に3つに裂ける。
開花時期は3~7月である。
花の色は淡い紅紫色である。
花びらは5枚である。
上部の2枚の花びらには濃い紅紫色の斑が入る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Pelargonium はギリシャ語の「pelargos(コウノトリ)」からきている。実の形がコウノトリのくちばしに似ることから名づけられた。
種小名の graveolens は「強い臭いのある」という意味である。
品種名の Bourbon は近世フランスの王朝名からきている。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Pelargonium graveolens 'Bourbon'


★小さくて可愛い花が目ひくよ
 香りはどうと顔近づけて


ブルボンゼラニウム

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パインゼラニウム

パインゼラニウム

パインゼラニウム(pine geranium)はフウロソウ科テンジクアオイ属の多年草である。
原産地は南アフリカのケープ地方である。
草丈は80~100センチくらいである。
葉は三角形で、手のひら状の切れ込みがある。
濃い茶色の葉脈が目立つ。
開花時期は周年である。
花の色は淡いピンクで、濃い紅色の斑が入る。
葉にはパイナップルに似た香りがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Pelargonium はギリシャ語の「pelargos(コウノトリ)」からきている。実の形がコウノトリのくちばしに似ることから名づけられた。
種小名の denticulatum は「細かい鋸歯のある」という意味である。
写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Pelargonium denticulatum


★いろいろな香りがあるねゼラニウム
 花はいずれも似ているけれど


パインゼラニウム

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ペラルゴニウム・アウストラレ

ペラルゴニウム・アウストラレ

ペラルゴニウム・アウストラレはフウロソウ科テンジクアオイ属(ペラルゴニウム属)の多年草である。
原産地はオーストラリアの南東部で、亜高山の岩礫地などに生える。
草丈は30~50センチくらいである。
葉は心形で、互い違いに生える(互生)。
葉には毛が生えており、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
自生地での開花時期は10~3月くらいである。
日本での開花時期は3~7月くらいである。
茎先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、花径15ミリくらいの淡い紅色をした花をつける。
花弁は5枚で、上の2枚と下の3枚の大きさや形が違う。
また、上の2枚には暗い紅色の斑が入る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Pelargonium はギリシャ語の「pelargos(コウノトリ)」からきている。実の形がコウノトリのくちばしに似ることから名づけられた。
種小名の australe は「南半球の」という意味である。
写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Pelargonium australe


★この花がタスマニアに咲くその姿
 いかばかりかと思いを馳せて


ペラルゴニウム・アウストラレ

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