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新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

カテゴリー「ヒガナバナ科」の記事一覧

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アマルクリヌム・ハワルディー

アマルクリヌム・ハワルディー

アマルクリヌム・ハワルディーはヒガンバナ科アマルクリヌム属の多年草である。
アマルクリヌム属というのは、どちらも南アフリカ原産のベラドンナリリー(Amaryllis belladonna)とインド浜木綿(インドハマユウ:Crinum moorei)との属間交雑種につけせれた名である。
1920年代にアメリカで作出された。
草丈は60~100センチくらいである。
根際から生える葉は剣形である。
開花時期は8~10月くらいである。
茎先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、白ないし淡い紅紫色の花を10数輪つける。
花径は10センチくらいあり、甘い香りがする。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
ドロシーハンニバル(cv. Dorothy Hannibal)という品種である。
学名:x Amarcrinum howardii


★このような人の営みあったかと
 驚くばかりアマルクリヌム


アマルクリヌム・ハワルディー

花図鑑
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玉簾(タマスダレ)

玉簾(タマスダレ)

玉簾(タマスダレ)はヒガンバナ科タマスダレ属の多年草である。
漢字では「珠簾」とも書く。
四季水仙(シキズイセン)という流通名がある。
属名のゼフィランサスの名でも流通している。
ゼフィランサスというのは、ギリシャ神話に登場する西風の神ゼフィロスと、アントス(花)を組み合わせた言葉である。
原産地はペルーである。
耐寒性が強く丈夫な花である。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
草丈は15~30センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は8~10月くらいである。
直径3センチくらいの白い花を咲かせる。
花被片は6枚である。
葉の濃い緑色と花被片の白、それに雄しべの黄色の配色が美しい。
玉簾(タマスダレ)の名は、細長く円柱状の葉が集まっている様子を譬えたものである。
写真は8月に埼玉県三郷市で撮った。
俳句の季語は夏である。
学名:Zephyranthes candida


★空仰ぎ花びら広げ玉簾
 どうぞわたしを忘れないでね
☆ふんわりと蕾膨らむ玉簾
 花びら広げおしゃべりをして


玉簾(タマスダレ)

花図鑑

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