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仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

カテゴリー「モウセンゴケ科」の記事一覧

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アフリカ長葉毛氈苔(アフリカナガバモウセンゴケ)



アフリカ長葉毛氈苔(アフリカナガバモウセンゴケ)はモウセンゴケ科モウセンゴケ属(ドロセラ属)の多年草である。
ドロセラ属は世界に200種近くが分布する食虫植物である。
日本にも毛氈苔(モウセンゴケ)などが分布し、属名の和名をモウセンゴケ属という。
本種の原産地は南アフリカのケープ地方である。
学名のドラセラ・カペンシスで表示するものもある。
葉に触毛があり、粘液を分泌して小昆虫を捕らえる。
草丈は20センチから30センチである。
葉は線形ないし細いさじ形で密に生える。
年に何回か花を咲かせる。
赤い花が数珠状につき、下から上へ咲き上る。
花弁数は普通は5枚である。
変種には花の色が白い白花アフリカ長葉毛氈苔(シロバナアフリカナガバモウセンゴケ)もある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Drosera はギリシャ語の「drosaros(露を帯びた)」からきている。葉に腺毛がたくさんあって露を帯びたように見えることから名づけられた。
種小名の capensis は「喜望峰地方の」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Drosera capensis

★白花を先に写していたけれど
 これが基本種今度は花を




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蝿地獄(ハエジゴク)



蝿地獄(ハエジゴク)はモウセンゴケ科ハエジゴク属の多年草である。
原産地は北アメリカである。
合衆国のノースカロライナ州やサウスカロライナ州に分布し、湿地に生える。
1属1種で、食虫植物として知られる。
別名を蠅捕草(ハエトリグサ)ともいう。
日本へは戦前に渡来した。
草丈は15~30センチくらいである。
地を這って広がる。
根際から生える葉には、感覚毛と呼ばれるものがある。
ここに虫が触れると、葉が閉じる。
葉の周囲にある棘毛がふたの役割を果たす。
開花時期は6~7月くらいである。
伸ばした花茎に10輪くらいの白い花をつける。
花径は15ミリくらいで、5弁花である。
属名の Dionaea はギリシャ神話に登場する女神「ディオネ(Dione)」の名からきている。
種小名の muscipula は「蝿取り器」という意味である。
写真は7月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Dionaea muscipula

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