新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
紫背菫(シハイスミレ)
- 2012/05/25 (Fri)
- スミレ科 |
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紫背菫(シハイスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
本州の中部地方(長野県)から九州にかけて分布し、山地や低山の林の中や草地に生える。
海外では、朝鮮半島にも分布する。
和名の由来は、葉の裏面が紫色であることからきている。
草丈は5センチから10センチくらいである。
無茎種で、全体に毛は生えていない。
葉は幅の狭い三角状の卵形である。
表面には艶があり、裏面は紫色を帯びる。
開花時期は4月から5月である。
柄を伸ばして淡い紅紫色の花を横向きにつける。
花径は2センチくらいの5弁花である。
側弁には毛が生えていない。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は先がやや上向きに曲がる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、紫色の斑点がある。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の violacea は「菫色の」という意味である。
写真は4月に神代植物公園のすみれ展(日本すみれ研究会)で撮った。
学名:Viola violacea
★小さくてピンクの花が可愛いね
紫背菫は西に咲く花
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島尻菫(シマジリスミレ)
- 2012/05/24 (Thu)
- スミレ科 |
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島尻菫(シマジリスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
沖縄の固有種で、沖縄本島南部の低山の石灰岩の岩場に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
草丈は8~12センチくらいである。
有茎種である。
葉は心形で艶がある。
開花時期は2~4月くらいである。
花の色は淡い紫色で、花径は15~20ミリくらいである。
柱頭には普通は突起毛がある。
側弁には疎らに毛が生える。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の okinawensis は「沖縄の」という意味である。
写真は4月に神代植物公園のすみれ展(日本すみれ研究会)で撮った。
学名:Viola okinawensis
★島尻の名に思い出す沖縄の
景色思いつ花を見つめ
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蔓立坪菫(ツルタチツボスミレ)
- 2012/05/23 (Wed)
- スミレ科 |
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蔓立坪菫(ツルタチツボスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
本州の東北地方から中国地方にかけて日本海側に分布し、山地の林の中に生える。
草丈は5~10センチである。
葉は幅の広い腎形ないし三角形である。
つけ根の部分は深く切れ込まない。
葉の裏側は淡い緑色である。
開花時期は4~6月である。
花の色は白ないし淡い紫色である。
側弁に毛は生えない。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は白く、鳥のくちばしのように先が尖る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の rhizomata は「根茎のある」という意味である。
写真は4月に神代植物公園のすみれ展(日本すみれ研究会)で撮った。
学名:Viola rhizomata(=Viola grypoceras var. rhizomata)
★つんと立つ距がポイントの菫だよ
地を這い伸びて仲間を増やす
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雛菫(ヒナスミレ)
- 2012/05/22 (Tue)
- スミレ科 |
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雛菫(ヒナスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
北海道の南部から九州にかけて分布し、太平洋側の山地の林の中に生える。
海外では、朝鮮半島や中国東北部にも分布する。
分類上は、北関東に分布する藤菫(フジスミレ)の変種とされている。
草丈は5~10センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、先は長く尖る。
葉の縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)があり、裏面は紫色を帯びる。
開花時期は4~5月である。
花径は15ミリくらいで、淡い紅紫色をしている。
唇弁と側弁には紫色の筋があり、側弁には少し毛が生える。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は円筒状で太い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の tokubuchiana は植物採集家「徳渕永治郎さんの」という意味である。
変種名の takedana は高山植物の研究家「武田久吉さんの」という意味である。
写真は4月に神代植物公園のすみれ展(日本すみれ研究会)で撮った。
学名:Viola tokubuchiana var. takedana(=Viola takedana)
★名の通り花の可愛い雛菫
淡いピンクに頬染めて咲き
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屋久島菫(ヤクシマスミレ)
- 2012/05/21 (Mon)
- スミレ科 |
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屋久島菫(ヤクシマスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
屋久島から沖縄本島にかけて分布し、山地の湿地や渓流沿いの岩上などに生える。
草丈は3~7センチくらいである。
無茎種である。
葉は心形から三角形である。
葉の縁には円いぎざぎざ(鋸歯)がある。
表面は濃い緑色、裏面は淡い緑色である。
開花時期は4~6月くらいである。
花径は10~15ミリで、花の色は白い。
唇弁と側弁には紫色の筋が入る。
側弁のつけ根の部分には短い毛が生える。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は比較的長い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の iwagawae は人名由来だが特定できていない。
写真は4月に神代植物公園のすみれ展(日本すみれ研究会)で撮った。
学名:Viola iwagawae
★屋久島の名前のついた菫だが
いろんな島に点在するよ
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