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新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

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ベゴニア・シレテンシス



ベゴニア・シレテンシスはシュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)の多年草である。
ベゴニア属は世界に2000種くらいが分布する。
日本にも中国原産だが野生化した秋海棠(シュウカイドウ:Begonia grandis)が生育するので、属名の和名をシュウカイドウ属という。
本種の原産地は中国の雲南省やインドである。
中国名は「厚壁秋海棠」という。
根茎性ベゴニアといわれるものの1つである。
草丈は30センチくらいである。
根際から生える葉は卵円形で大きい。
開花時期は3月くらいである。
長さ10センチくらいの花茎を出し、ピンクの花をたくさんつける。
花被片は4枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Begonia はフランス人でフランス領アンティル諸島の総督だった「ベゴン(Michel Begon, 1638-1710)さん」の名からきている。ベゴニアの仲間数種をヨーロッパに紹介した。
種小名の silletensis は地名由来と思われるが解き明かせていない。
写真は2月に北大植物園で撮った。
学名:Begonia silletensis

★大きくてきれいな花にびっくりだ
 シレテンシスは謎に包まれ




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ピレア・モーリス



ピレア・モーリスはイラクサ科ミズ属(ピレア属)の常緑多年草である。
ピレア属は世界に600種以上が分布する。
日本にも水(ミズ:Pilea hamaoi)が分布するので、属名の和名をミズ属という。
本種の原産地はベトナムである。
日本では園芸品種のムーンバレー(Moon Valley)が観葉植物として愛好されている。
草丈は15~20センチくらいである。
よく枝分かれをして株立ち状になる。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の長さは4~6センチくらいである。
葉の色は明るい緑色で、縮緬状の凹凸がある。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は夏で、花の色は淡いピンクである。
属名の Pilea はラテン語の「pileus(フエルト帽)」からきている。花被片の形からつけられた名である。
種小名の mollis は「軟毛のある」という意味である。
写真は2月に北大植物園で撮った。
園芸品種のムーンバレー(Moon Valley)である。
学名:Pilea mollis

★縮緬の模様がとても繊細な
 モーリスの葉は彫刻のよう




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ペペロミア・プロストラタ



ペペロミア・プロストラタはコショウ科サダソウ属(ペペロミア属)の多年草である。
ペペロミア属はコショウ属の近縁で、世界の熱帯・亜熱帯地方に1500種くらいが分布する。
日本にも暖地に佐田草(サダソウ:Peperomia japonica)が分布するので、属名の和名をサダソウ属という。
本種の原産地は中南アメリカである。
異名をペペロミア・ロツンディフォリア(Peperomia rotundifolia)という。
日本では観葉植物とされる。
草丈は5センチくらいである。
茎は糸状で匍匐する。
葉は円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は多肉質で、緑色をしている。
葉は直径1センチくらいで、とても小さい。
開花時期は夏である。
穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、小さな花をたくさんつける。
属名の Peperomia はギリシャ語の「peperi(胡椒)+homoios(似た)」からきている。
種小名の prostrata は「匍匐性の」という意味である。
写真は2月に北大植物園で撮った。
園芸品種のタートル(Turtle)で、亀の甲羅のような模様が入る。
学名:Peperomia prostrata(syn. Peperomia rotundifolia)

★びっしりと茂らす葉っぱ小さくて
 小箱に詰めた金貨思わせ




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ペペロミア・オブツシフォリア



ペペロミア・オブツシフォリアはコショウ科サダソウ属(ペペロミア属)の多年草である。
ペペロミア属はコショウ属の近縁で、世界の熱帯・亜熱帯地方に1500種くらいが分布する。
日本にも暖地に佐田草(サダソウ:Peperomia japonica)が分布するので、属名の和名をサダソウ属という。
本種の原産地はメキシコ、西インド諸島、中南アメリカである。
日本では観葉植物とされる。
英名はマーブル・ペペロミア(marble peperomia)という。
草丈は30センチくらいである。
葉は倒卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は多肉質で、濃い緑色をしている。
葉の先は尖らず、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は夏である。
葉と対生して穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、小さな花をたくさんつける。
属名の Peperomia はギリシャ語の「peperi(胡椒)+homoios(似た)」からきている。
種小名の obtusifolia は「先が鈍形の葉を持った」という意味である。
写真は2月に北大植物園で撮った。
園芸品種のグリーンゴールド(Green Gold)で、葉に斑が入る。
学名:Peperomia obtusifolia

★葉の様子仲間と少し違ってる
 互生のようだオブツシフォリア




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島胡椒(シマゴショウ)



島胡椒(シマゴショウ)はコショウ科サダソウ属(ペペロミア属)の多年草である。
ペペロミア属はコショウ属の近縁で、世界の熱帯・亜熱帯地方に1500種くらいが分布する。
日本にも暖地に佐田草(サダソウ:Peperomia japonica)が分布するので、属名の和名をサダソウ属という。
本種は小笠原諸島の固有種で、岸壁や老木に着生する。
環境省のレッドリスト(2012)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は15~30センチくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は多肉質で、厚みがある。
葉の先はやや尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は春から夏である。
葉と対生して穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、淡い緑色をした小さな花をたくさんつける。
属名の Peperomia はギリシャ語の「peperi(胡椒)+homoios(似た)」からきている。
種小名の boninsimensis は「無人島の(小笠原の)」という意味である。
写真は2月に北大植物園で撮った。
学名:Peperomia boninsimensis

★佐田草の仲間だったか島胡椒
 名前の島は小笠原を指す




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