新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
バーベナ・ヒブリダ
- 2014/09/17 (Wed)
- クマツヅラ科 |
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バーベナ・ヒブリダはクマツヅラ科クマツヅラ属(バーベナ属)の一年草である。
バーベナ属は南北アメリカを中心に200種くらいが分布する。
日本にも熊葛(クマツヅラ)などが分布するので、属名の和名をクマツヅラ属という。
なお、最新の研究(葉緑体の遺伝子分析)の結果、バーベナ属の多くはグランデュラリア属(Glandularia)に移行しているとのことで、日本でも多くの品種についていずれはこの名称が使われるようになる。
本種は園芸的に作出された交配種で、和名を美女桜(ビジョザクラ)という。
日本へは大正時代の初期に渡来した。
現代では違和感のある名なので現実にはバーベナの名で流通しており、YListでも別名をバーベナとしている。
草丈は15~30センチくらいである。
茎は地を這うように伸び、先は立ち上がる。
葉は長い楕円形で深く切れ込み、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5~10月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、小さな花をボール状にたくさんつける。
花の色は白、ピンク、紫色、青、オレンジ色、朱色など多彩である。
花冠は5つに裂けて横に開く。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
花言葉は「魔力」である。
属名の Verbena は宗教上で神聖なある草のラテン名と考えられている。
種小名の hybrida は「交配種の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
園芸品種のロングランミックス(Longrun Mix)である。
学名:Verbena x hybrida(syn. Glandularia x hybrida)
★なんとなくくすぐったいねこの和名
古い時代がいまなお生きて
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