新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
西洋人参木(セイヨウニンジンボク)
西洋人参木(セイヨウニンジンボク)はクマツヅラ科ハマゴウ属の落葉低木である。
原産地は南ヨーロッパから西アジアにかけた一帯である。
産地では実を香辛料にし、利尿剤など薬用にも用いられる。
英名はチェストツリー(chaste tree)である。
「貞操の木」という意味になり、この植物にまつわる神話や伝説がいろいろとある。
中国原産の人参木(ニンジンボク)の近縁種である。
「人参木」の名の由来は、葉の形が朝鮮人参(チョウセンニンジン)に似ることからきている。
樹高は1~3メートルくらいである。
葉は手のひら状の複葉で、向かい合って生える(対生)。
小葉5~7枚で1枚の葉となり、小葉の形は披針形である。
開花時期は7~9月くらいである。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、唇形をした淡い紫色の小さな花をたくさんつける。
花の色は白いものもある。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
白花の写真は9月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Vitex agnus-castus
★爽やかな香りにのせて花つける
人参木の花は紫
花図鑑
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