新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
ジャーマンダーセージ
ジャーマンダーセージ(germander sage)はシソ科サルビア属(アキギリ属)の多年草である。
原産地は北アメリカのテキサス州からメキシコにかけてである。
名の由来はウォールジャーマンダーに似るというところからきている。
別名をメキシカンブルーセージ(Mexican blue sage)ともいう。
学名のサルビア・カマエドリオイデスでも流通している。
草丈は30~50センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉や茎は銀白色を帯びる。
開花時期は5~10月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、鮮やかなスカイブルーの唇形の花をつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
観賞用とするほかポプリとしても利用される。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の chamaedryoides は「(シソ科ニガクサ属の) ウォールジャーマンダーに似た」という意味である。
写真は9月に北大植物園で撮った。
学名:Salvia chamaedryoides
★シルバーの葉っぱの色と花の青
よくマッチして涼しげに咲き
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