新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
カテゴリー「シソ科」の記事一覧
- 2024.11.25
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- 2014.05.07
春の田村草(ハルノタムラソウ)
- 2013.10.23
プレクトランツス・サシャ
- 2013.10.04
ティンネア・バルバタ
- 2013.09.06
犬姫小槌(イヌヒメコヅチ)
- 2013.08.22
アガスタケ・スクロフラリィフォリア
春の田村草(ハルノタムラソウ)
- 2014/05/07 (Wed)
- シソ科 |
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- ▲Top
春の田村草(ハルノタムラソウ)はシソ科アキギリ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の紀伊半島と四国、九州に分布し、山地や湿った谷間の木陰に生える。
このような分布を襲速紀(そはやき)要素と呼んでいる。
「襲」は熊襲(くまそ)、「速」は速水瀬戸(はやすいのせと)、「紀」は紀伊(きい)を指す。
「速水瀬戸」というのは豊予海峡のことである。
襲速紀要素の植物は主として中央構造線の南側に分布し、これは日本列島形成の歴史と関係があると考えられている。
草丈は10~20センチくらいである。
葉は1~2回羽状複葉である。
下部の葉には長い柄がある。
小葉の縁には少数のぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の表面にはまばらな毛がある。
開花時期は4~6月である。
白い小さな唇形の花を数段輪生する。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
和名の由来ははっきりしていない。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の ranzaniana は江戸時代の本草学者「小野蘭山(おの・らんざん, 1729-1810)さんの」という意味である。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Salvia ranzaniana
★名の由来わからぬけれど清楚なる
姿を見せて和製サルビア
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プレクトランツス・サシャ
- 2013/10/23 (Wed)
- シソ科 |
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プレクトランツス・キリアツスはシソ科ヤマハッカ属の多年草である。
ヤマハッカ属は世界に250種くらいあり、観葉植物として知られる。
日本にも引起し(ヒキオコシ)など多くの自生種がある。
本種の原産地は南アフリカである。
サシャ(Sasha)はその園芸品種である。
サシャの名は人名由来で、Sandra や Alexandra の別称として用いられる。
鉢植えなどに利用される。
草丈は30~50センチくらい。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の表面は緑色で、裏面は紫色である。
開花時期は5月から10月くらいである。
花は淡い紫色をした筒形で、先は唇形に裂ける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Plectranthus はギリシャ語の「plectron(距)+anthos(花)」からきている。距のある花の形から名づけられた。
種小名の ciliatus は「縁毛のある」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Plectranthus ciliatus 'Sasha'
★葉っぱには模様の入ったものもある
部屋の中でも楽しめそうだね
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ティンネア・バルバタ
- 2013/10/04 (Fri)
- シソ科 |
- CM(0) |
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ティンネア・バルバタはシソ科ティンネア属の常緑低木である。
原産地は南アフリカである。
樹高は1~3メートルくらいである。
ただし、普通は1メートルくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉には腺毛(粘着物質を出す毛)が生える。
自生地での開花時期は夏である。
温室ではほぼ周年開花をするようである。
葉の脇に花径2センチくらいの濃い紫色をした唇形の花をつける。
3つに裂ける下唇の幅が広く大きい。
萼筒は緑色である。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Tinnea は南アフリカの植物調査に協力したオランダの「ティンネ家(Henrietta Tinne and her two daughters, 1800's)」の名からきている。
種小名の barbata は「ひげの生えた、芒ある」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Tinnea barbata
★目の覚める紫の色美しい
花は膨らみ彫刻のよう
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犬姫小槌(イヌヒメコヅチ)
- 2013/09/06 (Fri)
- シソ科 |
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犬姫小槌(イヌヒメコヅチ)はシソ科アキギリ属(サルビア属)の多年草である。
原産地は北アメリカである。
アメリカ合衆国の南部からメキシコにかけて分布し、乾燥地などに生える。
英名はランスリーフセージ(lanceleaf sage)である。
ランスリーフは柳葉を意味する。
学名のサルビア・レフレクサで表示するものもある。
日本では、栽培逸出したものが、本州(群馬県、東京都、岐阜県、三重県)、四国(香川県)、九州(宮崎県)で野生化している。
海外でも、カナダ、アルゼンチン、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカなどで野生化している。
草丈は10センチから70センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から10月くらいである。
茎先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い青紫色をした唇形の花をつける。
上唇は立ち、下唇は反り返って浅く3つに裂ける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の reflexa は「背曲した」という意味である。
写真は9月に東京都木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Salvia reflexa
★犬の名がつくと何やら野生的
可愛い花が咲いているけど
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アガスタケ・スクロフラリィフォリア
- 2013/08/22 (Thu)
- シソ科 |
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アガスタケ・スクロフラリィフォリアはシソ科カワミドリ属の多年草である。
属名の読み方は「アガスタシェ」とするものもある。
日本にも分布する川緑(カワミドリ)と同じ仲間である。
原産地は北アメリカの東部である。
カナダのケベック州からアメリカ合衆国のジョージア州にかけて分布する。
英名はパープルジャイアントヒソップ(purple giant hyssop)である。
ヒソップはヤナギハッカに近縁の植物の総称である。
草丈は60センチから180センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7月から9月である。
茎先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、唇形の花をつける。
花の色は紫色である。
写真の色よりは濃い色のものが多いようである。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Agastache はギリシャ語の「aga(強める)+stachys(穂)」からきている。太い穂状の花序をつけることから名づけられた。
種小名の scrophulariifolia は「ゴマノハグサ属(Scrophularia)のような葉の」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Agastache scrophulariifolia
★アメリカに多いようだねアガスタケ
北陸の地で出合い楽しみ
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