新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
カテゴリー「スイカズラ科」の記事一覧
- 2024.11.26
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- 2014.04.24
チャイニーズ・スノーボール
- 2013.10.05
珊瑚樹(サンゴジュ)
チャイニーズ・スノーボール
- 2014/04/24 (Thu)
- スイカズラ科 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
チャイニーズ・スノーボール(Chinese snowball)はスイカズラ科ガマズミ属の落葉低木である。
ガマズミ属は世界に150種くらいが分布する。
分類体系によっては(APGIII)レンプクソウ科とされる。
本種の原産地は中国で、長江以南に分布する。
「木綉球」や「八仙花」などの中国名がある。
江蘇省揚州市の「市の花」に指定されている。
樹高は3~5メートルくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の色は淡い緑色だが、夏には濃い色に変わる。
開花時期は4~5月である。
枝先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、淡い緑色の花を半球状につける。
花の色は咲き進むと白くなる。
花には香りはない。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
属名の Viburnum はこの属1種のラテン古名だが意味はわかっていない。
種小名の macrocephalum は「頭の大きな」という意味である。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Viburnum macrocephalum
★古に鑑真和上生み出した
土地に花咲く樹が今ここに
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珊瑚樹(サンゴジュ)
- 2013/10/05 (Sat)
- スイカズラ科 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
珊瑚樹(サンゴジュ)はスイカズラ科ガマズミ属の常緑高木である。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、海岸に近い林の中などに生える。
また、公園樹や生垣として利用される。
海外では、台湾、朝鮮半島、中国南部、フィリピン、インドシナ半島などにも分布する。
樹高は5~15メートルくらいである。
和名の由来は、果実の赤く熟した様子を珊瑚にたとえたものである。
葉は細長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は分厚く艶がある。
開花時期は6~7月である。
枝先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、花径2~5ミリくらいの白い小さな花をたくさんつける。
花冠は短い筒状で先が5つに裂ける。
雄しべは5本である。
花の後にできる実は楕円形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、熟すと赤くなる。
花言葉は「負けず嫌い」である。
属名の Viburnum はこの属1種のラテン古名だが意味はわかっていない。
種小名の odoratissimum は「非常によい香りのする」という意味である。
種小名の awabuki は日本名の「泡吹(アワブキ:Meliosma myriantha」のこと。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Viburnum odoratissimum var. awabuki
★珊瑚樹の名前はどこか南国風
だけど国産不思議な気分
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