新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
ビオラ・ラブラドリカ
- 2012/05/05 (Sat)
- スミレ科 |
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ビオラ・ラブラドリカはスミレ科スミレ属の多年草である。
原産地は北アメリカである。
アメリカ合衆国からグリーンランドにかけて分布する。
有茎種である。
草丈は10センチから20センチである。
全体に白い毛が生える。
葉はハート形である。
開花時期は10月から5月である。
花の色は濃い紫色で、唇弁には赤紫色の筋が入る。
側弁のつけ根の部分には白い毛が生える。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
ヨーロッパや北アフリカに分布するビオラ・リビニアナ(Viola riviniana)の異名とする説もある。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の labradorica は「(カナダの)ラブラドル半島(Labrador)の」という意味である。
写真は4月に神代植物公園のすみれ展(日本すみれ研究会)で撮った。
学名:Viola labradorica
★寒さにはめっぽう強い花なんだ
北の日陰で育ったそうだ
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