新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
琉球小菫(リュウキュウコスミレ)
- 2012/05/16 (Wed)
- スミレ科 |
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琉球小菫(リュウキュウコスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
九州の南部から沖縄にかけて分布し、草地や道端に生える。
分類上は、野路菫(ノジスミレ)の変種とされている。
草丈は10~20センチくらいである。
無茎種である。
根際から生える葉の形は、幅の広い三角状の披針形である。
開花時期は11~4月くらいである。
花径は10~25ミリくらいである。
花の色は紫色だが、濃淡など変異が多い。
花弁には紫色の縦筋が入る。
下側の1対の花びら(側弁)には毛が生えていない。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の yedoensis は「江戸の」という意味である。
変種名の pseudojaponica は「日本産に似た」という意味である。
写真は4月に神代植物公園のすみれ展(日本すみれ研究会)で撮った。
学名:Viola yedoensis var. pseudojaponica
★沖縄は異なる菫咲く土地だ
ここにも見える自然の違い
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