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クリオネ耳掻き草(クリオネミミカキグサ)



クリオネ耳掻き草(クリオネミミカキグサ)はタヌキモ科タヌキモ属の多年草である。
中国の南西部(浙江省や江西省)に分布し、湿地に生える食虫植物である。
表記の名は流通名である。
花の様子がクリオネに似ることから名づけられた。
学名のウトリクラリア・ワルブルギーで表示するものもある。
草丈は5~20センチくらいである。
開花時期は春である。
温度が合えば周年開花をする。
花径は8ミリくらいで青く、下唇のつけ根に触角のような突起がある。
花茎のつけ根にある補虫嚢で小動物を捕まえる。
属名の Utricularia は「utriculus(小気胞)」からきている。小さい捕虫嚢のあるという意味。
種小名の warburgii はドイツの植物学者「ワールブルク(Otto Warburg, 1859-1938)さんの」という意味である。
写真は5月に日比谷公園の野草展(むさしの山草会)で撮った。
学名:Utricularia warburgii

★クリオネの名前もらった耳掻き草
 時の流れに漂うように




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