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耽羅玄海躑躅(タンナゲンカイツツジ)



耽羅玄海躑躅(タンナゲンカイツツジ)はツツジ科ツツジ属の落葉小低木である。
原産地は韓国の済州島である。
「耽羅」というのは済州島の古名である。
玄界灘の周囲に分布する玄海躑躅(ゲンカイツツジ)の近縁種である。
本種の樹高は50~60センチと低く、矮性種である。
葉は大きくて長さ9センチくらいの細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
枝先に集まってつくので輪生しているように見える。
開花時期は3~4月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花の色は淡い桃色から濃い紅紫色まである。
花冠は浅く5つに裂ける。
裂片は丸みがあり、重なり合っている。
花の後につく実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、仲間のものよりも細長い。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の mucronulatum は「微凸頭に多少近い」という意味である。
変種名の taquetii はフランス人の宣教師で植物収集家の「タケー(Emile Joseph Taquet, 1873-1952)さんの」という意味である。
写真は5月に神戸の六甲高山植物園で撮った。
学名:Rhododendron mucronulatum var. taquetii

★背の低い玄海躑躅の珍しく
 雨も厭わずしばし佇み




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