新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
上溝桜(ウワミズザクラ)
上溝桜(ウワミズザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
北海道の南西部から九州にかけて分布し、山野に生える。
昔から暮らしとのかかわりの深い樹木である。
材の表面に溝を掘って亀甲占いを行ったことから「上溝桜」と名づけられ、読みはそれが転訛したものである。
古名を波波迦(ハハカ)というが、これも吉凶占いに由来する呼び名である。
樹高は5メートルから10メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尾状に尖り、縁には棘状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月から6月である。
枝先にブラシのような円柱状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花弁は5枚である。
雄しべは30本くらいあり、花弁よりもずっと長くて目立つ。
花の真ん中は緑色をしている。
英名はジャパニーズバードチェリー(Japanese bird cherry)である。
その名の通り、小鳥や虫が好んで集まる。
房のようになってつく実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、黒く熟して食べられる。
材は彫刻材などに用いられる。
樹皮は樺細工の材料とされる。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Prunus grayana
★桜とは思えぬような姿だが
よくよく見ればやっぱり桜
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