新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
小金井薄紅桜(コガネイウスベニザクラ)
小金井薄紅桜(コガネイウスベニザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
原木は都立小金井公園にある。
サトザクラ系の園芸品種である。
昭和63年に新品種として登録された。
霞桜(カスミザクラ)、丁子桜(チヨウジザクラ)、支那実桜(シナミザクラ)などが自然交雑をして生まれたものと推定されている。
樹高は10メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月中旬である。
咲き始めは濃い紅色で、満開時には淡い紅色になる。
花弁数は5枚で、花弁の縁の色が濃いという特徴がある。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の lannesiana は園芸家「ラネスさんの」という意味である。
写真は4月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Koganeiusubenizakura'
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