新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
熱海桜 (アタミザクラ)
熱海桜 (アタミザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
静岡県の熱海市にたくさん植えられている。
寒緋桜(カンヒザクラ)とヤマザクラ系との交配で生まれたと言われている。
樹高は5~10メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には鋭い重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
葉や葉の柄に毛は生えない。
開花時期は2月下旬~3月上旬である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
蕾の色は淡い紅色である。
花の色は淡い紅色で、花径25~35ミリくらいの中輪である。
一重咲きで花びらは5枚、花びらの形は楕円形である。
一総につく花の数は1~3輪である。
散りぎわには花芯が赤味を帯びる。
埼玉県の川口市で生まれた大寒桜(オオカンザクラ)と同一とする見解もある。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus x kanzakura cv. Atamizakura
★川縁にずらり並んだ薄紅の
色香ほんのり湯の町風情
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