新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
カテゴリー「ヒガナバナ科」の記事一覧
- 2024.11.25
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- 2016.10.17
ネリネ
- 2013.10.19
クリビア・キルタンティフロラ
- 2012.10.13
ブルンスビギア・オリエンタリス
- 2012.09.21
ゼフィランテス・グランディフローラ
- 2009.11.08
ネリネ・マソノルム
ネリネ
- 2016/10/17 (Mon)
- ヒガナバナ科 |
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ネリネはヒガンバナ科ネリネ属の多年草の総称である。
ネリネ属は南アフリカに30種が分布する。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)
また多くの園芸品種があり、主にイギリスで品種改良をされた。
日本へは大正時代の末期に渡来した。
英名をダイアモンドリリー(diamond lily)という。
彼岸花(ヒガンバナ)に似ているが花茎が中空ではなく、花もやや小さい。
また、花が咲くときに葉も出ている。
草丈は30センチから50センチくらいである。
葉は線形で、翌年の初夏まで残る。
開花時期は10月から12月である。
1本の茎に10輪くらいの花がつく。
花びら(花被片)には艶があり、花径は5、6センチくらいである。
花の色は白、ピンク、赤、朱色などがある。
花もちがよく、切り花などによく使われる。
花言葉は「また会う日まで」である。
10月17日の誕生花である。
属名の Nerine はギリシャ神話の海の女神「ネレイス(Nereis)」からきている。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Nerine spp.
★すっと立つネリネの花は色づいて
北の風にもひるむことなく
☆花びらはダイヤモンドの輝きに
劣らぬ心君へ届けと
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クリビア・キルタンティフロラ
- 2013/10/19 (Sat)
- ヒガナバナ科 |
- CM(0) |
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クリビア・キルタンティフロラはヒガンバナ科クンシラン属(クリビア属)の常緑多年草である。
受け咲き君子蘭(ウケザキクンシラン:Clivia miniata)と君子蘭(クンシラン:Clivia nobilis)との種間雑種で、前者の影響を強く受けている。
両者ともに原産地は南アフリカのナタール地方である。
和名の君子蘭(クンシラン)はノビリス種を指すが、戦前に渡来して君子蘭(クンシラン)と呼ばれたのは本種のこととする説もある。
読み方はクリビア・キルタンシフロラとするものもある。
草丈は30センチから60センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は春を中心に不定期である。
茎先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、15輪から20輪くらいの筒状の花を垂れ下げる。
花の色は朱色である。
属名の Clivia は19世紀のイギリスの「クライブ家(Clive)」出身の公爵夫人にちなんで名づけられた。
種小名の cyrtanthiflora は「キルタンツス属(Cyrtanthus)に似た花の」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Clivia x cyrtanthiflora
★謎秘めて温室に咲く君子蘭
その正体は果たして如何に
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ブルンスビギア・オリエンタリス
- 2012/10/13 (Sat)
- ヒガナバナ科 |
- CM(0) |
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ブルンスビギア・オリエンタリスはヒガンバナ科ブルンスビギア属の多年草である。
同属は約20種あり、大部分が南アフリカに分布する。
本種の原産地は南アフリカのケープ地方である。
草丈は50センチくらいである。
多肉植物である。
葉は楕円形で地面を這う。
開花時期は秋で、花の色は赤い。
属名の Brunsvigia はドイツのブランズウィック公(Duke of Brunswick)「フェルディナント(Karl Wilhelm Ferdinand)さん」の名からきている。
種小名の orientalis は「東方の(中近東の)」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Brunsvigia orientalis
★謎多き花の姿の一端に
触れてにんまりここは異国か
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ゼフィランテス・グランディフローラ
- 2012/09/21 (Fri)
- ヒガナバナ科 |
- CM(0) |
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ゼフィランテス・グランディフローラはヒガンバナ科ゼフィランテス属の多年草である。
属名の読み方は「ゼフィランサス」とするものもある。
異名をゼフィランテス・カリナタ(Zephyranthes carinata)という。
原産地は西インド諸島やメキシコである。
日本へは弘化2年(1845年)に渡来した。
和名はサフラン擬き(サフランモドキ)という。
渡来したころにサフランと誤認されたことからきた名だという。
草丈は20~30センチくらいである。
根際から生える葉は扁平な線形で艶がある。
葉は緑色だが、つけ根の部分は紅色を帯びる。
開花時期は8~10月くらいである。
茎先に花径6センチくらいの鮮やかな紅色をした漏斗状の花を1輪ずつつける。
花被片は普通は6枚で平らに開く。
雄しべは6本で葯(雄しべの花粉を入れる袋)は黄色い。
花の寿命は3日くらいだが、次々と咲く。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Zephyranthes はギリシャ語の「zephyros(西風)+anthos(花)」からきている。西インド諸島が原産地であることから名づけられた。
種小名の grandiflora は「大きな花の」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Zephyranthes grandiflora
★つけられた名前は少し可哀相
間違えられてサフラン擬き
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