新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
槙葉ブラシの木(マキバブラシノキ)
- 2013/10/16 (Wed)
- フトモモ科 |
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槙葉ブラシの木(マキバブラシノキ)はフトモモ科ブラシノキ属の常緑低木である。
原産地はオーストラリアの東部である。
ニューサウスウェールズ州の海岸近くに分布する。
和名の由来は、ブラシの木(ブラシノキ)の仲間で葉が槙(マキ)に似ることからきている。
学名のカリステモン・リギデュスないしカリステモン・リギドゥスで表示するところもある。
樹高は2~3メートルである。
葉は線形ないし細い披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は硬い革質である。
開花時期は夏から秋である。
枝先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、ブラシのような花穂をつける。
濃い赤色のブラシの毛のように見えるものは雄しべである。
花弁や萼片は開花後すぐに落ちる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Callistemon はギリシャ語の「kallos(美しい)+ stemon(雄しべ) 」からきている。
種小名の rigidus は「堅い」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Callistemon rigidus
★葉の形どこが違っているのかな
比べてみるもまた楽しくて
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