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パエオニア・ムロコセウィツキー



パエオニア・ムロコセウィツキーはボタン科ボタン属(パエオニア属)の多年草である。
ボタン科は1属だけからなる。
パエオニア属は北半球に40種くらいが分布する。
日本には古い時代に牡丹(ボタン)が渡来しており、属名の和名をボタン属という。
また、自生種としては山芍薬(ヤマシャクヤク)などが分布する。
本種の原産地はコーカサス地方の南東部である。
アゼルバイジャン、ジョージア(グルジア)、ダゲスタンに分布し、山地の岩の斜面に生える。
日本に自生する山芍薬(ヤマシャクヤク)の近縁種である。
英名はゴールデンピアニー(golden peony)という。
ピアニーは芍薬(シャクヤク)の仲間を意味する。
草丈は50センチから100センチくらいである。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は卵形で、わずかに白い粉を吹く。
開花時期は4月から5月である。
花の色は淡い黄色で、花径10センチ以上ある大輪である。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Paeonia はギリシャ神話の医神「Paeon(ペオン)」の名からきている。シャクヤクの根でプルートーの傷を治した。
種小名の mlokosewitschii はポーランドの植物学者「ムオコシェウィッチ(Ludwik Mlokosiewicz, 1831-1909)さんの」という意味である。mlokosiewicziiとすべきものが誤記された。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Paeonia mlokosewitschii(syn. Paeonia daurica subsp. mlokosewitschii)

★大輪を煌き揺らし重たげに
 咲かる姿息呑むごとく



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