新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
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- 2017.01.26
カロライナジャスミン
- 2012.11.25
台湾千歳葛(タイワンチトセカズラ)
カロライナジャスミン
- 2017/01/26 (Thu)
- マチン科 |
- CM(0) |
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カロライナジャスミン(Carolina jasmine)はマチン科ゲルセミウム属の常緑蔓性低木である。
分類体系によっては(APG第3版)ゲルセミウム科とされる。
ゲルセミウム属は東南アジアと北アメリカ、中央アメリカに3種が分布する。
本種の原産地はアメリカ合衆国の南部からメキシコ、グァテマラにかけてである。
和名の由来は、サウスカロライナ州やノースカロライナ州に分布し、ジャスミンのような香りがするということからきている。
サウスカロライナ州の州花とされており、英名もカロライナジャスミン(Carolina jasmine)である。
別名をカロライナ黄素馨(カロライナキソケイ)という。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉には柄があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は革質で、両面とも濃い緑色である。
また、常緑であるが秋には紅葉する。
開花時期は4月から5月である。
葉に脇につく花は花径2センチくらいの黄色い漏斗状で、花冠の先が5つに裂けて横に広がる。
萼片は5枚、雄しべは5本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
全体が有毒で毒性も強く、皮膚炎や呼吸麻痺を起こす危険があるので注意が必要である。
花言葉は「甘いささやき」である。
1月26日の誕生花 である。
属名の Gelsemium はイタリア語の「gelsomino(ジャスミン)」からきている。
種小名の sempervirens は「常緑の」という意味である。
写真は4月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Gelsemium sempervirens
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台湾千歳葛(タイワンチトセカズラ)
- 2012/11/25 (Sun)
- マチン科 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
台湾千歳葛(タイワンチトセカズラ)はマチン科ホウライカズラ属の常緑蔓性木本である。
沖縄県の宮古島にのみ分布し、山頂部の林の中に生える。
海外では、台湾にも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
日本本土に分布する千歳葛(チトセカズラ:Gardneria multiflora)と同種とする見解もあり、YListでは区別していない。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はなく、先は尖る。
葉の色は濃い緑色で艶がある。
開花時期は6~7月くらいである。
花の色は黄色く、花冠は5つに深く裂ける。
花の後にできる実は球形で、赤く熟する。
属名の Gardner は「ガードナー(Gardner)さん」の名からきている。
種小名の shimadae は台湾の植物を採集した熊本県出身の植物学者「島田彌市(Yaichi Shimada, 1884-1971)さんの」という意味である。
写真は10月につくば植物園の絶滅危惧植物展で撮った。
花は咲いていなかった。
学名:Gardneria shimadae
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