新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
山萩(ヤマハギ)
山萩(ヤマハギ)はマメ科ハギ属の落葉低木である。
北海道から九州にかけて分布し、低地や山地の日当たりのよい草地や林の縁などに生える
海外では朝鮮半島、中国、ウスリー地方などにも分布する。
樹高は1メートルから2メートルくらいである。
枝はほとんど枝垂れない。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は幅の広い楕円形ないし円形で、先は丸い。
葉の裏面には毛が生える。
開花時期は7月から9月である。
枝先の葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、紅紫色をした蝶形の花をつける。
花序が長く伸び、花が葉から突き出ている。
秋の七草の1つである。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
俳句の季語は秋である。
学名:Lespedeza bicolor
★ほんのりと薄紅塗まぶし山萩は
舞いに興ずる秋は麗らか
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