新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
蔓なし連理草(ツルナシレンリソウ)
蔓なし連理草(ツルナシレンリソウ)はマメ科レンリソウ属の多年草である。
ヨーロッパからコーカサス地方にかけて分布する。
また、観賞用として栽培される。
スイートピー(Sweet pea)の近縁種である。
草丈は15センチから30センチくらいである。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)である。
小葉の形は卵形である。
「連理」というのは夫婦や男女の仲が睦まじいことの譬えである。
「比翼連理の契り」という言葉がある。
名の由来は、小葉がきれいに向かい合って生える(対生)ことからきている。
同属に連理草(レンリソウ)があり蔓性だが、本種には蔓がないことから名づけられた。
開花時期は4月から6月である。
青紫色をした蝶形の花をつける。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Lathyrus vernus
★お互いを縛る絆は持たずとも
連理の翼永久に誓いて
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