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蝶豆(チョウマメ)

蝶豆(チョウマメ)

蝶豆(チョウマメ)はマメ科チョウマメ属(クリトリア属)の多年草である。
園芸上は一年草として扱われる。
原産地は東南アジア、インドである。
現在では、熱帯・亜熱帯地域に広く野生化している。
また、栽培もされている。
日本へは江戸時代の末期に渡来した。
草丈は100センチから200センチくらいである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は先の尖った楕円形で、5枚から7枚からなる。
葉の質は軟らかい。
開花時期は6月から10月くらいである。
葉の脇に、蝶形をした花径3センチから5センチの青い花をつける。
花の色には白いものもある。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
花は染料、葉は飼料、未熟な莢は食用にされる。
英名はバタフライピー(butterfly pea)である。
和名はこれを直訳したもので、花の姿に由来する。
なお、属名はギリシャ語で、クリトリスに由来する。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Clitoria ternatea


★大形の花に驚く蝶豆は
 色鮮やかな姿を見せて


蝶豆(チョウマメ)

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