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阿哲満作(アテツマンサク)

阿哲満作(アテツマンサク)

阿哲満作(アテツマンサク)はマンサク科マンサク属の落葉小高木である。
日本の固有種で、岡山県の阿哲地方にだけ自生する。
牧野富太郎博士が大正2年に岡山県新見市の山中で発見してこの名がついた。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
樹高は5~8メートルくらいである。
葉は幅の広い卵形で、互生(互い違いに生える)。
葉の縁には、波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は2~4月くらいである。
葉の展開に先立って花をつける。
花びら(花弁)は4枚でやや縮れる。
普通の満作(マンサク)の萼は赤いが、本種は萼も黄色い。
それが大きな特徴である。
写真は3月に小石川植物園で撮った。
学名:Hamamelis japonica var. bitchuensis


★めずらしい花を見るなら小石川
 萼も黄色い阿哲満作


阿哲満作(アテツマンサク)

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