新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
カテゴリー「ヤシ科」の記事一覧
- 2024.11.25
[PR]
- 2016.01.31
団扇椰子(ウチワヤシ)
- 2015.02.15
三矢椰子(ミツヤヤシ)
- 2015.02.11
黒つぐ(クロツグ)
- 2014.12.30
黄ラタン椰子(キラタンヤシ)
- 2014.01.15
プリンセス椰子(プリンセスヤシ)
団扇椰子(ウチワヤシ)
- 2016/01/31 (Sun)
- ヤシ科 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
団扇椰子(ウチワヤシ)はヤシ科ウチワヤシ属(リクアラ属)の常緑低木である。
リクアラ属は東南アジアからオーストラリアにかけて100種以上が分布する。
本種が代表種で、属名の和名もウチワヤシ属という。
本種の原産地は南太平洋で、ソロモン諸島やバヌアツ諸島に分布し、熱帯樹林に生える。
別名を丸葉団扇椰子(マルハウチワヤシ)という。
また、YListでは丸扇(マルオウギ)を標準和名としている。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
幹は単幹で、大きな扇形の葉をつける。
葉は裂けず、葉の柄には棘がある。
淡い黄色の花をつけ、実は赤く熟する。
属名の Licuala はモルッカ諸島での現地名からきている。
種小名の grandis は「大きな」という意味である。
写真は2月に板橋区立熱帯環境植物館の温室で撮った。
学名:Licuala grandis
★真ん丸な葉っぱがどこか面白い
南の島の不思議な椰子の木
植物図鑑
花図鑑
|味の麺匠戸田久|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
PR
三矢椰子(ミツヤヤシ)
- 2015/02/15 (Sun)
- ヤシ科 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
三矢椰子(ミツヤヤシ)はヤシ科ミツヤヤシ属(ネオディプシス属)の常緑高木である。
ネオディプシス属は熱帯アジア、オーストラリア、マダガスカルに14種が分布する。
属名の和名は本種の和名からミツヤヤシ属という。
本種の原産地はマダガスカルで、南東部にあるアンドハヘラ国立公園(Parc national d'Andohahela)の熱帯雨林に生える。
分類の仕方によってはヒメタケヤシ属(Dypsis)に含まれる場合もある。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(ver 3.1, 2012)では絶滅危惧II類(VU)に指定されている。
英名はトライアングルパーム(triangle palm)という。
樹高は5メートルから15メートルくらいである。
何本もの茎が束になって生えて幹となる。
茎先につく葉は灰緑色をした羽状複葉で、3方向に広がる。
葉の柄は三角柱状である。
雌雄異株である。
葉の脇から肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出し、淡い黄緑色をした花を咲かせる。
属名の Neodypsis はギリシャ語の「neos(新しい)+ Dypsis(ヒメタケヤシ属)」からきている。
種小名の decaryi はフランス人の博物学者「デカリー(Raymond Decary, 1891-1973)さんの」という意味である。マダガスカルの博物学に貢献した。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Neodypsis decaryi(syn. Dypsis decaryi)
★この椰子もマダガスカルの生まれとは
聞いただけでも親しみ湧いて
植物図鑑
花図鑑
|味の麺匠戸田久|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
黒つぐ(クロツグ)
- 2015/02/11 (Wed)
- ヤシ科 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
黒つぐ(クロツグ)はヤシ科クロツグ属(アレンガ属)の常緑低木である。
アレンガ属はアジアやオーストラリアに14種が分布する。
日本にも本種などが分布し、属名の和名をクロツグ属という。
本種はトカラ列島の宝島以南に分布し、低地の林の中に生える。
また、公園樹とされる。
海外では、台湾やフィリピンにも分布する。
和名の由来は、幹が黒いつぐ(シュロの意味)ということからきている。
樹高は2メートルから5メートルくらいである。
幹は円柱状で、数本が束になって生える。
葉は羽状複葉である。
葉の質は革質で硬く、黒っぽい緑色をしている。
長さは3メートルに達するものもある。
小葉は20対から40対くらいあり、細長い楕円形である。
開花時期は4月から6月くらいである。
雌雄同株で、黄緑色の花序をつける。
花の後にできる実は楕円形の集合果で、朱色に熟する。
属名の Arenga はヤシの木を表すマレー語(areng)からきている。
種小名の engleri はドイツ人の植物学者「エングラー(Heinrich Gustav Adolf Engler, 1844-1930)さんの」という意味である。
写真は2月に沖縄の世界遺産・斎場御嶽(せーふぁうたき)で撮った。
学名:Arenga engleri(syn. Arenga trewmula var. engleri)
★日本ではほとんど知られぬ黒つぐに
興味ひかれる神聖の地で
植物図鑑
花図鑑
|味の麺匠戸田久|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
黄ラタン椰子(キラタンヤシ)
- 2014/12/30 (Tue)
- ヤシ科 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
黄ラタン椰子(キラタンヤシ)はヤシ科ラタニア属(ベニオウギヤシ属)の常緑高木である。
ラタニア属はマスカレン諸島に3種が分布する。
本種の原産地はモーリシャス共和国のロドリゲス島である。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 2.3, 1998)では絶滅危惧IB類(EN)に指定されている。
英名はイエローラタンパーム (yellow latan palm) である。
樹高は15メートルくらいになる。
幹の先に大きな団扇のような葉を広げる。
葉の色は明るい青緑色である。
葉のつけ根の部分や葉の柄は黄色から橙色になる。
幹はステッキの材料とされる。
属名の Latania はレユニオン島での現地名からきている。
種小名の verschaffeltii はベルギーの園芸家「バーシャフェルト(Ambroise Verschaffelt, 1825-1886)さんの」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Latania verschaffeltii
★ラタン椰子これで出合いは二つ目だ
見れば広がる世界楽しみ
植物図鑑
花図鑑
|味の麺匠戸田久|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
プリンセス椰子(プリンセスヤシ)
- 2014/01/15 (Wed)
- ヤシ科 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
プリンセス椰子(プリンセスヤシ)はヤシ科アミダネヤシ属(ディクティオスペルマ属)の常緑高木である。
原産地はモーリシャス島である。
英名はプリンセスパーム(princess palm)である。
和名は白網種椰子(シロアミダネヤシ)というが、あまり使われていない。
英名からきたプリンセス椰子(プリンセスヤシ)のほうがよく使われる。
樹高は12~15メートルくらいになる。
幹は直径が20センチくらいで環状紋が入り、つけ根のほうでふくらむ。
幹先につく葉は羽状複葉で四方に広がる。
葉は湾曲して下垂し、美しい。
花には花弁が3枚あり、黄白色である。
花の後にできる実は卵形の堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)で、熟すと黒紫色になる。
属名の Dictyosperma はギリシャ語の「dictyon(網)+ sperma(種子)」からきている。
種小名の album は「白い」という意味である。
写真は5月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Dictyosperma album
★この椰子の育った国はモーリシャス
葉が美しくアーチをかけて
植物図鑑
花図鑑
|味の麺匠戸田久|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
カレンダー
カウンター
楽 天
お買い物
カテゴリー
最新CM
最新記事
(11/04)
(11/03)
(06/27)
(01/29)
(01/28)
(01/26)
(01/24)
(10/21)
(10/20)
(10/18)
最新TB
プロフィール
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(07/11)
(07/12)
(07/13)
(07/14)
(07/15)
(07/16)
(07/17)
(07/18)
(07/20)
(07/20)