新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
奥多摩小紫陽花(オクタマコアジサイ)
奥多摩小紫陽花(オクタマコアジサイ)はユキノシタ科アジサイ属の落葉低木である。
分類体系によってはアジサイ科とされる。
小紫陽花(コアジサイ)と額空木(ガクウツギ)との自然交雑種と考えられている。
和名の由来は奥多摩地方で発見されたことからきている。
別名を秩父紫陽花(チチブアジサイ)ともいう。
樹高は100~150センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5~6月である。
花には装飾花はなく、両性花は青色ないしピンクである。
属名の Hydrangea はギリシャ語の「hydro(水)+angeion(容器)」からきている。さく果の形からから名づけられた。
種小名の hirta は「短い剛毛のある」という意味である。
種小名の scandens は「よじ登る性質の」という意味である。
写真は10月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Hydrangea hirta x Hydrangea scandens
★ひっそりと咲くが似合いの小紫陽花
微かな違いが心をとらえ
☆しみじみと人の姿と重ねれば
ひっそりと咲くそれもまた良し
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