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紅てまり(ベニテマリ)



紅てまり(ベニテマリ)はユキノシタ科アジサイ属(ヒドランゲア属)の落葉低木である。
分類体系によっては(APG第3版)アジサイ科とされる。
ヒドランゲア属はアジアと南北アメリカ大陸に70種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。(紫陽花図鑑参照)
日本でも紫陽花(アジサイ)
などが栽培され、属名の和名はアジサイ属という。

本種は山紫陽花(ヤマアジサイ)の系統の園芸品種である。
江戸時代からある古い品種である。
江戸時代後期の本草学者である水谷豊文(みずたに・ほうぶん, 1779-1833)の著書に七段花(シチダンカ)とともに記載があるということだが、まだ書名を特定できていない。
おそらく「本艸綱目記聞」ではないかと思われる。
水谷はシーボルトにも面会して植物標本を見せ、高い評価を受けて交流したという。
樹高は100センチから150センチである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月くらいである。
装飾花はてまり状の一重咲きで、色ははじめのうちは白い。
装飾花の真ん中に両性花があり、水色をしている。
装飾花はやがて赤味を帯びる。
属名の Hydrangea はギリシャ語の「hydro(水)+angeion(容器)」からきている。さく果の形からから名づけられた。
種小名と変種名の serrata は「鋸歯のある」という意味である。
上の写真は6月にとしまえんのあじさい祭りで撮った。
下の写真は7月に京都府立植物園で撮った。
学名:Hydrangea serrata var. serrata 'Benitemari'

★咲く時期で姿を変える紅てまり
 綺麗に撮ってあげたいけれど



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