新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
エリア・テヌイフローラ
- 2013/04/10 (Wed)
- ラン科 |
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エリア・テヌイフローラはラン科オサラン属(エリア属)の多年草である。
エリア属はアジアの熱帯・亜熱帯地方に広く分布する。
400種以上があり、ほとんどが着生種である。
日本にも筬蘭(オサラン)などが分布するので、属名の和名をオサラン属という。
本種の原産地はベトナム、タイ、ミャンマー、ラオス、マレーシア、インドネシアなどである。
標高600~1300メートルの森の中の樹木に生える着生種である。
草丈は20センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は夏である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
属名の Eria はギリシャ語の「erion(軟毛)」からきている。全体に軟毛の生える種類が多いことから名づけられた。
種小名の tenuiflora は「薄い花の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Eria tenuiflora
★大きくは開かずに咲く花らしい
釣鐘みたいなテヌイフローラ
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