新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
ゴメサ・クリスパ
- 2012/12/15 (Sat)
- ラン科 |
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ゴメサ・クリスパはラン科ゴメサ属の多年草である。
ゴメサ属はブラジルからアルゼンチンに分布する着生種で、13種がある。
オンシジウム属の近縁種である。
本種の原産地はブラジルの南部で、標高500~1500メートルの森の中の樹木に生える。
草丈は20~30センチである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬から春である。
葉の脇から出る弓状の花茎に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)をつけ、淡い黄緑色の花をつける。
花径は2センチくらいで、花弁の縁は波打つ。
花はよい香りがする。
属名の Gomesa はポルトガル人の海軍医で植物学者だった「ゴメス(B. A. Gomes, 1768-1823)さん」の名からきている。
種小名の crispa は「縮れた」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Gomesa crispa
★びっしりと咲いた重みにしなるよう
黄緑色のネックレスだね
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