新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
スタウロキルス・ファスキアツス
スタウロキルス・ファスキアツスはラン科スタウロキルス属の常緑多年草である。
インドシナ半島、マレー半島、インドネシア、フィリピンに分布する着生種である。
草丈は20~30センチである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は春から夏である。
花径は5センチくらいで花の色は白く、横縞模様の朱色の斑点が入る。
唇弁には横縞模様の濃い桃色の斑点が入る。
異名をトリコグロッティス・ファスキアタ(Trichoglottis fasciata)という。
属名の Staurochilus はギリシャ語の「stauro(十字)+cheilos(唇)」からきている。
種小名の fasciatus は「横縞模様の」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Staurochilus fasciatus
★縞々の模様がまるで虎のよう
思わず笑顔のファスキアツス
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