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新・花の仲間調べ

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スタンホペア・ニグロビオラセア



スタンホペア・ニグロビオラセアはラン科スタンホペア属の多年草である。
スタンホペア属はメキシコからアルゼンチンにかけて55種くらい分布する着生種である。
ゴンゴラ属(Gongora)やコリアンテス属(Coryanthes)に近い仲間である。
本種の原産地はメキシコである。
標高1200~2000メートルの高地の林の中に生える。
近縁種にスタンホペア・ティグリナ(Stanhopea tigurina)がある。
本種のほうが白っぽく、斑紋が大きい。
草丈は40~60センチくらいである。
葉は長い楕円形である。
開花時期は7~8月である。
花茎を垂らし、先に大形の花を1~2輪つける。
花色は黄褐色で、赤褐色の大きな斑が入る。
花径は18センチくらいあり巨大である。
個体によっては腐ったような強烈な異臭を放つ。
花は短命で、2~3日でしぼむ。
属名の Stanhopea はイギリスの貴族でロンドンの薬用植物協会の理事長だった「スタナップ(Philip Henry Stanhope, 1781-1855)さん」の名からきている。
種小名の nigroviolacea は「黒紫色の」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Stanhopea nigroviolacea

★大きさにびっくりするよこの花は
 不思議な姿異様な香り




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