新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
デンドロビウム・チャルメルシー
デンドロビウム・チャルメルシーはラン科セッコク属(デンドロビウム属)の多年草である。
ニューギニアの標高1000メートルくらいの地域に分布する着生種である。
草丈は20~40センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径3センチから4センチの白い花をたくさんつける。
花弁はよじれており、唇弁には紅紫色の筋が入る。
花にはよい香りがある。
異名をデンドロビウム・キンキナツム(Dendrobium cincinnatum)という。
属名の Dendrobium はギリシャ語の「dendron(樹)+ bios(着生)」からきている。
種小名の chalmersii は19世紀のイギリス人の宣教師「チャーマーズ(J. Chalmers)さんの」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Dendrobium chalmersii
★ちりちりの花の姿が変わってる
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