新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
デンドロビウム・ヘテロカルプム
- 2012/12/08 (Sat)
- ラン科 |
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デンドロビウム・ヘテロカルプムはラン科セッコク属(デンドロビウム属)の多年草である。
原産地は、中国の南部、フィリピン、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、ヒマラヤ、スリランカ、インドなどである。
標高100メートルから1800メートルの森の中の樹木に生える着生種である。
草丈は30~80センチくらいである。
葉は披針形である。
冬には落葉をする。
開花時期は冬から春である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径5~8センチくらいの花を数輪つける。
花の色は白ないしクリーム色である。
唇弁は黄色く、赤褐色の筋が入る。
花はよい香りがする。
属名の Dendrobium はギリシャ語の「dendron(樹)+ bios(着生)」からきている。
種小名の heterocarpum は「いろいろの形の果実の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Dendrobium heterocarpum
★艶やかなリップを見せて咲き誇る
熱帯の花ヘテロカルプム
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