新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
トリコグロッティス・トリフローラ
- 2013/04/08 (Mon)
- ラン科 |
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トリコグロッティス・トリフローラはラン科ニュウメンラン属(トリコグロッティス属)の多年草である。
トリコグロッティス属は東南アジアからポリネシアにかけて60種くらいが分布する着生種である。
日本にも沖縄の南西諸島に入面蘭(ニュウメンラン)が自生するので、属名の和名をニュウメンラン属という。
本種の原産地はタイ、ベトナムである。
標高1100~1200メートルの森に生える着生種である。
草丈は5~10センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬から春である。
葉の脇に花径5ミリくらいの小さな花を数輪つける。
花の色は緑色で、唇弁は白く紅紫色の斑点が入る。
属名の Trichoglottis はギリシャ語の「trichos(毛)+glottis(舌)」に由来する。毛のある唇弁という意味である。
種小名の triflora は「3つの花の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Trichoglottis triflora
★葉の色の緑が目立つその下に
花敷き詰めて微笑むごとく
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