新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
ブルボフィルム・ラシオキルム
- 2015/01/13 (Tue)
- ラン科 |
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ブルボフィルム・ラシオキルムはラン科マメヅタラン属(ブルボフィルム属)の多年草である。
ブルボフィルム属(Bulbophyllum)は東南アジアなどに広く分布する着生種で、約2000種の原種がある。
読み方はバルボフィラム属とする場合もある。
日本にも豆蔦蘭(マメヅタラン)などが分布し、属名の和名をマメヅタラン属という。
本種の原産地はタイ、ミャンマー、マレーシアなどである。
標高1000~1500メートルの山地の森に生える樹木などに着生する。
異名をブルボフィルム・ブレビスカプム(Bulbophyllum breviscapum)という。
草丈は10~20センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
葉の質は革質で分厚い。
自生地での開花時期は秋である。
茎先に花径3センチくらいの淡い黄褐色の花を1輪ずつつける。
側萼片には赤褐色の模様が入る。
属名の Bulbophyllum はギリシャ語の「bulbos(鱗茎)+phyllon(葉)」からきている。鱗茎から葉が出ていることから名づけられた。
種小名の lasiochilum は「毛深い唇弁の」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Bulbophyllum lasiochilum
★名札には確かにこの名があるけれど
ほんとにこれはラシオキルムか
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