新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
リパリス・エラタ
- 2012/12/26 (Wed)
- ラン科 |
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リパリス・エラタはラン科クモキリソウ属(リパリス属)の多年草である。
熱帯アメリカに分布する地生種である。
草丈は15~40センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は夏から秋である。
長く伸びた茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、暗い紅紫色の小さな花をたくさんつける。
花径は12ミリくらいである。
なお、海外のサイトを見ると本種を黒蘭(コクラン:Liparis nervosa)の異名だとする立場が優勢である。
この説をとれば分布域は広く、日本でも関東地方以西に生育する。
属名の Liparis はギリシャ語の「liparos(輝く)」からきている。滑らかで艶のある葉を持つことから名づけられた。
種小名の elata は「背の高い」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Liparis elata
★背は高く色合い地味に花つける
同じ花かなリパリス・エラタ
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