新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
台湾千歳葛(タイワンチトセカズラ)
- 2012/11/25 (Sun)
- マチン科 |
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台湾千歳葛(タイワンチトセカズラ)はマチン科ホウライカズラ属の常緑蔓性木本である。
沖縄県の宮古島にのみ分布し、山頂部の林の中に生える。
海外では、台湾にも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
日本本土に分布する千歳葛(チトセカズラ:Gardneria multiflora)と同種とする見解もあり、YListでは区別していない。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はなく、先は尖る。
葉の色は濃い緑色で艶がある。
開花時期は6~7月くらいである。
花の色は黄色く、花冠は5つに深く裂ける。
花の後にできる実は球形で、赤く熟する。
属名の Gardner は「ガードナー(Gardner)さん」の名からきている。
種小名の shimadae は台湾の植物を採集した熊本県出身の植物学者「島田彌市(Yaichi Shimada, 1884-1971)さんの」という意味である。
写真は10月につくば植物園の絶滅危惧植物展で撮った。
花は咲いていなかった。
学名:Gardneria shimadae
★新しい仲間に出会うまた一つ
南の地にはマチン科ありて
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シンフォリカルポス・オルビクラツス
- 2012/11/24 (Sat)
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シンフォリカルポス・オルビクラツスはスイカズラ科シンフォリカルポス属の落葉低木である。
原産地は北アメリカである。
アメリカ合衆国のミネソタ州やテキサス州などに分布する。
英名はコーラルベリー(coralberry)という
樹高は1メートルくらいである。
細い枝が根元から群がって立ち上がる。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は7~9月くらいである。
枝先や葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、ピンク色の花をつける。
結実時期は9~11月くらいである。
直径6~8ミリくらいの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)が紅紫色に熟する。
実は冬になっても落ちずに残る。
属名の Symphoricarpos はギリシャ語で「symphorein(共に生ずる)+karpos(果実)」からきている。
種小名の orbiculatus は「円形の」という意味である。
写真は12月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Symphoricarpos orbiculatus
★辺りには枯れ枝ばかり目立つなか
紫映えるオルビクラツス
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埼玉県花と緑の振興センター
ノランテア・ギアネンシス
- 2012/11/23 (Fri)
- マルクグラビア科 |
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ノランテア・ギアネンシスはマルクグラビア科ノランテア属の常緑蔓性低木である。
原産地は南アメリカである。
蔓を伝って伸び、長さは5メートルにもなる。
葉は長い楕円形で分厚く、互い違いに生える(互生)。
暖地では周年開花をする。
斜上する房状の花序に緋赤色の苞が密生する。
苞の中には甘い蜜が詰まっていて、それをハチドリが啄ばむのだという。
花の部分は赤くて丸い小さな蕾となっている。
花の咲くころには苞は落ちてしまう。
花の観賞価値は低い。
英名はレッド・ポップコーン・バイン (red popcorn vine)という。
属名の Norantea は西インド諸島での呼び名からきている。
種小名の guianensis は「ギアナ地方 (Guiana)の」という意味である。
写真は11月に新宿御苑で撮った。
学名:Norantea guianensis
★天井に近いところに房見せる
ノランテアとは手ごわい輩
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土佐の溝羊歯擬き(トサノミゾシダモドキ)
- 2012/11/22 (Thu)
- ヒメシダ科 |
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土佐の溝羊歯擬き(トサノミゾシダモドキ)はヒメシダ科ヒメシダ属(ミゾシダモドキ属)の常緑多年草である。
高知県に分布し、石灰岩地帯の林の中に生えるシダ植物である。
海外では、中国にも分布する。
しかし、最近の研究で中国のものとは染色体数が異なることがわかっている。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
根茎は横に這う。
葉は長い楕円形で、長さは30~60センチくらいである。
胞子嚢群は裂片の中肋寄りにでき、円形である。
包膜はない。
属名の Thelypteris はギリシャ語の「thylus(雌)+pteris(シダ)」からきている。
種小名の flexilis は「曲がりやすい」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Thelypteris flexilis(=Cyclogramma flexilis)
★彼方にも仲間がいると聞くけれど
どんな血筋か心配なんだ
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ステラ・コピアピンクタッチ
- 2012/11/21 (Wed)
- ゴマノハグサ科 |
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ステラ・コルダータはゴマノハグサ科ステラ属の多年草である。
分類の仕方によってはバコパ属とする場合もある。
バコパ・ディッフスス(Sutera diffusus)とシノニム(異名)である。
原産地は南アフリカである。
コピアピンクタッチ(Copia Pink Touch)はその園芸品種の1つである。
特徴は花の色がピンクになることである。
草丈は15~20センチくらいである。
地を這うようにして横に広がる。
葉は幅の広い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4~12月くらいである。
花冠は筒状で、先が5つに裂ける。
花径は1センチくらいである。
雄しべは4本で、雌しべの両脇に2本ずつつく。
属名の Sutera イタリア語で恒星を意味する「stella」に由来する。
種小名の cordata は「心臓形の」という意味である。
写真は11月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Sutera cordata 'Copia Pink Touch'
★日本での歴史はまだまだ新しい
コピアの花をじっくり眺め
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