新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
エンキクリア・ブラクテアタ
- 2015/01/07 (Wed)
- ラン科 |
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エンキクリア・ブラクテアタはラン科エンキクリア属の多年草である。
属名の読み方はエンシクリアとするものもある。
エンキクリア属は中南アメリカに1000種以上分布する着生種である。
分類の仕方によっては、エピデンドルム属(Epidendrum)に統合されることもある。
本種の原産地はブラジルである。
標高10~500メートルの大西洋側の林の中に生える着生種である。
草丈は10~15センチくらいである。
葉は線形で革質である。
開花時期は夏から冬である。
花茎の先に、花径は25ミリくらいの緑色で紅紫色の斑点の入る花を1輪ずつつける。
唇弁の色は白く、先は紅い。
属名の Encyclia はギリシャ語の「enkykleomai(取り囲む)」からきている。
種小名の bracteata は「苞葉のある」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Encyclia bracteata
★小ささを感じさせないブラクテアタ
目を奪うよね色のマジック
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唐草蓬莱羊歯(カラクサホウライシダ)
- 2015/01/05 (Mon)
- ホウライシダ科 |
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唐草蓬莱羊歯(カラクサホウライシダ)はホウライシダ科ホウライシダ属(アディアンツム属)の常緑多年草である。
分類体系によっては(APGIII)イノモトソウ科とされる。
アディアンツム属は世界の熱帯や温帯に200種くらいが分布する。
日本にも蓬莱羊歯(ホウライシダ)などが分布し、属名の和名をホウライシダ属という。
本種は南アメリカに分布し、熱帯雨林に生えるシダ植物である。
YListでは標準和名を小葉蓬莱羊歯(コバホウライシダ)としている。
なお、「蓬莱」の名は神仙思想で説かれる仙境の名からきている
園芸的には属名からきたアジアンタムの名で流通している。
草丈は30センチから60センチくらいである。
茎や葉軸は細くて硬い針金状で、黒褐色をしている。
葉は3~4回羽状複葉である。
小葉はやや厚手で艶があり、扇形をしている。
胞子嚢群は小葉の裏面の縁に並ぶ。
包膜は腎円状となり、横に広がらない。
属名の Adiantum はギリシャ語の「a(無)+dianotos(濡れる)」からきている。雨を弾いて濡れない葉ということから名づけられた。
種小名の raddianum はイタリア人の植物学者「ラッディ(Giuseppe Raddi, 1770-1829)さんの」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Adiantum raddianum
★羊歯だけど園芸的にも人気ある
アジアンタムはとてもスマート
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高蕨(タカワラビ)
- 2015/01/04 (Sun)
- タカワラビ科 |
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高蕨(タカワラビ)はタカワラビ科キボティウム属(タカワラビ属)の常緑多年草である。
キボティウム属は東南アジアや中央アメリカなどに10種くらいが分布する。
日本にも高蕨(タカワラビ)が分布するので、属名の和名をタカワラビ属という。
本種は、日本では奄美群島の沖永良部島より南に分布する。
海外では、台湾、中国南部、インドシナ半島、マレーシアなどにも分布する。
別名を羊羊歯(ヒツジシダ)という。
葉は長さが2~3メートルになり、3回羽状に深く裂ける。
根茎や葉の柄のつけ根の部分は羊毛のような黄褐色の軟らかい毛に被われている。
胞子嚢群は裂片のつけ根の部分につく。
胞子は淡い黄色で、半透明の膜がある。
根茎を乾燥したものを生薬で金毛狗脊(きんもうくせき)といい、肝臓や腎臓に効用があるとされる。
属名の Cibotium はギリシャ語の「kibootion(箱)」からきている。
種小名の barometz は子羊を意味するタタール語が語源の伝説の植物「バロメッツ(羊のなる木)」からきている。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で開催されていた干支の植物展で撮った。
学名:Cibotium barometz
★羊の名ついた植物いろいろと
あるを楽しみ得した気分
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シンビジウム・エリトラエウム
- 2015/01/03 (Sat)
- ラン科 |
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シンビジウム・エリトラエウムはラン科シュンラン属(シンビジウム属)の常緑多年草である。
シンビジウム属はインド、中国、東南アジア、オーストラリアの北部などに50種くらい分布し、着生種と地生種がある。
属名の読み方はシンビジュームやシンビデュームとするものもある。
種小名の読み方はエリスラエウムとするものもある。
日本にも春蘭(シュンラン)などが分布し、属名の和名をシュンラン属という。
本種の原産地は中国の南西部、ミャンマー、ベトナム、インド、ヒマラヤなどである。
標高1000~2400メートルの森に生える着生種ないし岩生種である。
草丈は30~100センチくらいである。
葉は肉厚の平たい線形で、上方に伸びる。
自生地での開花時期は夏から秋である。
長い花茎を伸ばし、疎らな総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出して、花径5~8センチくらいの花を十数輪つける。
花の色は緑色で濃い赤の縦筋が入る。
唇弁は黄色から白で紅紫色の模様が入る。
属名の Cymbidium はギリシャ語の「cymbe(舟)+eidso(形)」からきている。唇弁の形から名づけられた。
種小名の erythraeum は「赤色の」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Cymbidium erythraeum
★ぽつぽつと咲いた姿は寂しげに
見えるけれども実は華麗で
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黄ラタン椰子(キラタンヤシ)
- 2014/12/30 (Tue)
- ヤシ科 |
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黄ラタン椰子(キラタンヤシ)はヤシ科ラタニア属(ベニオウギヤシ属)の常緑高木である。
ラタニア属はマスカレン諸島に3種が分布する。
本種の原産地はモーリシャス共和国のロドリゲス島である。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 2.3, 1998)では絶滅危惧IB類(EN)に指定されている。
英名はイエローラタンパーム (yellow latan palm) である。
樹高は15メートルくらいになる。
幹の先に大きな団扇のような葉を広げる。
葉の色は明るい青緑色である。
葉のつけ根の部分や葉の柄は黄色から橙色になる。
幹はステッキの材料とされる。
属名の Latania はレユニオン島での現地名からきている。
種小名の verschaffeltii はベルギーの園芸家「バーシャフェルト(Ambroise Verschaffelt, 1825-1886)さんの」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Latania verschaffeltii
★ラタン椰子これで出合いは二つ目だ
見れば広がる世界楽しみ
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