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新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

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アリオカルプス・レツスス



アリオカルプス・レツススはサボテン科アリオカルプス属の多年草である。
アメリカのテキサス州からメキシコにかけて分布する。
牡丹サボテンといわれるものの1つである。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 3.1, 2001)では軽度懸念(LC)に指定されている。
また、ワシントン条約附属書ではI類(商業目的の国際取引の全面禁止)として保護されている。
園芸名を岩牡丹(イワボタン)という。
草丈は3~12センチくらいである。
直径は10~25センチくらいである。
地中に大きな塊根があり、地面より上は半球状に盛り上がる。
葉は多肉質の三角形で、灰色ないし青緑色をしていて重なる。
葉の間には繊維状のものがある。
開花時期は10月くらいである。
花径4センチくらいの白ないしピンクの花を頂部につける。
属名の Ariocarpus はギリシャ語の「aria(Sorbus aria:ホワイトビーム)+karpos(果実)」からきている。
種小名の retusus は「(花弁の先が)ややくぼみのある形の」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Ariocarpus retusus

★大きくて迫力のある白い花
 頭につければ妃のごとく




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プレクトランツス・サシャ



プレクトランツス・キリアツスはシソ科ヤマハッカ属の多年草である。
ヤマハッカ属は世界に250種くらいあり、観葉植物として知られる。
日本にも引起し(ヒキオコシ)など多くの自生種がある。
本種の原産地は南アフリカである。
サシャ(Sasha)はその園芸品種である。
サシャの名は人名由来で、Sandra や Alexandra の別称として用いられる。
鉢植えなどに利用される。
草丈は30~50センチくらい。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の表面は緑色で、裏面は紫色である。
開花時期は5月から10月くらいである。
花は淡い紫色をした筒形で、先は唇形に裂ける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Plectranthus はギリシャ語の「plectron(距)+anthos(花)」からきている。距のある花の形から名づけられた。
種小名の ciliatus は「縁毛のある」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Plectranthus ciliatus 'Sasha'

★葉っぱには模様の入ったものもある
 部屋の中でも楽しめそうだね




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ピングイクラ・アフロデイテ



ピングイクラ・アフロデイテはタヌキモ科ムシトリスミレ属の常緑多年草である。
属名の読み方は「ピンギキュラ」とするものもある。
本種はチェコで作出された交配種である。
交配親はアグナタ種(Pinguicula agnata)モクテズマエ種(Pinguicula moctezumae)で、いずれも原産地はメキシコである。
草丈は10~20センチくらいである。
葉は長い楕円形で、根際から生えてロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
葉は多肉質で、表面の細かな腺毛から粘液を出して虫を捕まえる。
開花時期はほぼ周年である。
直径3センチくらいの菫(スミレ)に似た濃いピンク色や藤色の花を咲かせる。
花は仲間の中では大輪である。
花冠は5つに裂けて唇形となる。
花のつけ根の部分には真っ直ぐな距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)がある。
萼片は5枚である。
属名の Pinguicula はラテン語の「pinguis(やや脂肪性の)」からきている。葉の面の脂肪光沢が強いためと思われる。
園芸品種名の Aphrodite はギリシャ神話に登場する「美の女神」で、ローマ神話でいうビーナスのことである。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Pinguicula 'Aphrodite'

★美しく丈夫に育つピングイクラ
 初心者にも育てやすいよ




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インコアナナス



インコアナナスはパイナップル科インコアナナス属(フリーセア属)の常緑多年草である。
原産地はブラジルである。
熱帯雨林の樹上に着生する。
草丈は20センチから25センチくらいである。
根際から生える葉は披針形(笹の葉のような形)で、15~20枚くらい生える。
葉の質は薄く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)はつけ根の部分が赤く、先へ向けて黄色、黄緑色と変化する。
苞は長い間鑑賞できる。
開花時期は不定期である。
花は黄色い筒状で、寿命は短い。
花には3枚ずつの外花被片と内花被片があり、内花被片はすぐに落ちる。
和名の由来は花穂の様子をインコの頭にたとえたものである。
属名の Vriesea はオランダの植物学者「ブリーザ(Willem Hendrik de Vriese, 1806-1862)さん」の名からきている。
種小名の carinata は「背骨のある、角張った稜のある」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Vriesea carinata

★なるほどね原種のほうがよく似てる
 インコ思わすブラジルの花




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グズマニア・マグニフィカ



グズマニア・マグニフィカはパイナップル科グズマニア属の常緑多年草である。
中南アメリカ原産のリングラタ種(Guzumania lingulata)の変種間交雑種である。
1945年に作出されたグズマニアの代表種である。
草丈は20~30センチくらいである。
根際から生える葉は剣状で、ロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
葉の質は軟らかく、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
星状に開いた花のように見える部分は苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)で、花序径は10センチくらいある。
苞の色は赤い。
苞の間に咲く花は小さく、白い。
開花時期は5~10月くらいで、特に苞は長期間楽しめる。
属名の Guzmania はスペインの自然科学者「グズマンさん(Anastasio Guzman, 17XX-1807)」の名からきている。
園芸品種名の Magnifica は「壮大な」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Guzmania 'Magnifica'

★緋の色が目を奪うようマグニフィカ
 自然の姿残し花咲き




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