新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
陸地綿(リクチメン)
陸地綿(リクチメン)はアオイ科ワタ属の一年草である。
世界の綿栽培の主力となっている品種である。
紀元前3000年ころのペルーの遺跡から見つかっているという中央アメリカ起源の綿の改良品種である。
特徴は綿毛が長くて細く、製糸用としても紡織用としても優れているということである。
従来は多年草であったものが18世紀に一年草に改良され、大規模栽培が促進された。
別名を帛綿(キヌワタ)という。
草丈は100~150センチくらいである。
茎のつけ根のほうは木質化する。
葉には長い柄があり、互い違いに生える(互生)。
葉は3つないし5つに裂け、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
花は葉の脇につき、淡い黄色の5弁花である。
一日花である。
萼片は5枚で、杯状である。
副萼が3つあって、これは実になっても残る。
実は直径3~5センチの卵形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、先が尖る。
割れると中から綿毛に包まれた種子が出る。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Gossypium hirsutum
★この花が世界の綿を支えると
思えば不思議静かな姿
花図鑑
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