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新・花の仲間調べ

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八重葎(ヤエムグラ)



八重葎(ヤエムグラ)はアカネ科ヤエムグラ属の越年草である。
北方領土を含む北海道から沖縄にかけて分布し、道端や荒れ地に普通に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、サハリンのほか広くユーラシア大陸やアフリカにも分布する。
史前帰化植物の1つと考えられている。
草丈は60~90センチくらいである。
茎の断面は四角形で、下向きの棘が生える。
また、茎には節があり、節ごとに幅の狭い倒卵形の葉を6~8枚くらい輪生させる。
葉の先は棘状に尖り、縁と裏面の脈上には下向きの棘が生える。
開花時期は4~6月である。
茎先や葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1ミリくらいのごく小さな黄緑色の花をつける。
花冠は4つに裂け、4本の雄しべがある。
花の下に丸い玉が2個横にならんでいる。
これは子房で、やがて大きくなって実になる。
実にも鉤状の棘がたくさんあり、動物の毛などにくっついて散布される。
和名の「八重」は輪生する葉の様子を指し、「葎」は雑草のことである。
属名の Galium はギリシャ語で「gala(乳)」から出た言葉である。チーズを作る際に牛乳を凝固させるのに使うことから名づけられた。
種小名の spurium は「雑種の」という意味である。
変種名の echinospermon は「棘の多い種子の」という意味である。
写真は5月に埼玉県三郷市で撮った。
学名:Galium spurium var. echinospermon

★雑草はかくあるべしと八重葎
 しつこい棘はこれぞ勲章




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