忍者ブログ

新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

八重葎(ヤエムグラ)



八重葎(ヤエムグラ)はアカネ科ヤエムグラ属の越年草である。
北方領土を含む北海道から沖縄にかけて分布し、道端や荒れ地に普通に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、サハリンのほか広くユーラシア大陸やアフリカにも分布する。
史前帰化植物の1つと考えられている。
草丈は60~90センチくらいである。
茎の断面は四角形で、下向きの棘が生える。
また、茎には節があり、節ごとに幅の狭い倒卵形の葉を6~8枚くらい輪生させる。
葉の先は棘状に尖り、縁と裏面の脈上には下向きの棘が生える。
開花時期は4~6月である。
茎先や葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1ミリくらいのごく小さな黄緑色の花をつける。
花冠は4つに裂け、4本の雄しべがある。
花の下に丸い玉が2個横にならんでいる。
これは子房で、やがて大きくなって実になる。
実にも鉤状の棘がたくさんあり、動物の毛などにくっついて散布される。
和名の「八重」は輪生する葉の様子を指し、「葎」は雑草のことである。
属名の Galium はギリシャ語で「gala(乳)」から出た言葉である。チーズを作る際に牛乳を凝固させるのに使うことから名づけられた。
種小名の spurium は「雑種の」という意味である。
変種名の echinospermon は「棘の多い種子の」という意味である。
写真は5月に埼玉県三郷市で撮った。
学名:Galium spurium var. echinospermon

★雑草はかくあるべしと八重葎
 しつこい棘はこれぞ勲章




植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル








PR

この記事へのコメント

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧できます
 

カレンダー

10 2024/11 12
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カウンター

楽  天

お買い物





AmazonStore
by amanatu



カテゴリー

最新TB

プロフィール

HN:
HP:
性別:
男性

QRコード

ブログ内検索

アーカイブ

アクセス解析





Copyright ©  -- 新・花の仲間調べ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / Powered by [PR]

 / 忍者ブログ