新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
蔓蟻通し(ツルアリドオシ)
- 2014/06/27 (Fri)
- アカネ科 |
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蔓蟻通し(ツルアリドオシ)はアカネ科ツルアリドオシ属(ミッチェラ属)の多年草である。
ミッチェラ属はアメリカと東アジアに3種が分布する小さな属である。
日本には本種が分布するので、属名の和名をツルアリドオシ属という。
北海道から九州にかけて分布し、山地の林の中に生える。
海外では、朝鮮半島にも分布する。
蔓性で草丈は10~40センチくらいである。
茎は地を這って広がり、節から根を出す。
葉は卵円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁はやや波打つ。
葉の質は厚く、艶がある。
開花時期は6~7月である。
茎先に2輪ずつ白い花をつける。
花冠は長さ1センチくらいの筒形で、先は普通は4つに裂ける。
花冠の内側には白い毛が密生している。
2輪の花の子房は合着している。
花の後にできる実は赤い球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
実も2個が合着して1個の実になる。
和名の由来は、実が蟻通し(アリドオシ)に似ていることからきている。
属名の Mitchella はアメリカの植物学者「ミッチェル(John Mitchell, 1711-1768)さん」の名からきている。
種小名の undulata は「波状の」という意味である。
写真は6月に山形市野草園で撮った。
学名:Mitchella undulata
★二輪ずつ寄り添うように花咲かせ
仲がいいよね蔓蟻通し
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