忍者ブログ

新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

広葉崑崙草(ヒロハコンロンソウ)



広葉崑崙草(ヒロハコンロンソウ)はアブラナ科タネツケバナ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の東北地方から中部地方にかけて分布し、山地の渓流沿いなどの湿地に生える。
「崑崙」の名は、花の白さを崑崙山脈の雪に見立てたとする説が一般的である。
崑崙草(コンロンソウ)に比べて小葉の幅が広いというのが和名の由来である。
別名を蓼の湖崑崙草(タデノウミコンロンソウ)という。
この名は奥日光の蓼の湖で発見されたことからつけられた。
草丈は30センチから60センチくらいである。
全体に毛はほとんど生えていない。
茎は直立して枝分かれをする。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は長い楕円形で、5枚から7枚からなる。
小葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)ずある。
葉には長い柄がある。
葉の柄のつけ根の部分には付属体があり、耳状に茎を抱く。
開花時期は5月から7月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い4弁花をつける。
花の後にできる実は長角果(アブラナなどの果実で細長いもの)である。
属名の Cardamine は同属の植物の1種のギリシャ名(kardamon)からきている。
種小名の appendiculata は「附属物のある」という意味である。
写真は5月に日光植物園で撮った。
学名:Cardamine appendiculata


★降りしきる冷たい雨に遮られ
 葉っぱの様子ぼんやりだけど




植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル








PR

この記事へのコメント

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧できます
 

カレンダー

10 2024/11 12
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カウンター

楽  天

お買い物





AmazonStore
by amanatu



カテゴリー

最新TB

プロフィール

HN:
HP:
性別:
男性

QRコード

ブログ内検索

アーカイブ

アクセス解析





Copyright ©  -- 新・花の仲間調べ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / Powered by [PR]

 / 忍者ブログ